ピアノのレッスンの受け方

ピアノのレッスンの受け方

おはようございます。

本日も結城美帆子ピアノ教室のブログにご訪問頂き誠に有難うございます。

本日のテーマは、“ピアノが大好きになり得意になる”「ピアノのレッスンの受け方について」です。

レッスンの受け方について「ラビニアックの音楽才能教育」(服部竜太郎著)は下記のように述べております。

“『最初の間は毎日15分ずつ練習をすれば良いが、大切なのはその練習を必ず教師の監督下で行うことである』つまり『初歩のうちは子ども自身で行う練習はいっさいなしで、毎日15分ずつのレッスンを受けるようにするのがよい』ということです。そして、『数ヶ月たって子どもがピアノの学習に興味を持ち、進歩を示すようなら、一日おきに1時間ぐらい、週に2〜3回のレッスンを2年続ける。そうすれば悪い癖もつかずにじゅうぶんに力もつくから、あとはもう少しレッスンの間隔をおくようにし、16〜17歳になれば1〜2週間に一度、さらに進めば月に一度というようにする』”

要するに、初歩のうちは悪い癖をつけないように頻繁にレッスンを受けるようにし、成長したならば今度は生徒の自発性と独自性を失うことのないように、かえってレッスンの回数を減らすほうが良い、という意味のことを述べています。

このようなレッスンの受け方は、初歩のうちは先生をまる抱えにしなければならないことになりますから、実際に実現できる境遇にある子どもはおそらくいないかもしれず、またそれほどの必要性があるかどうかも疑問ですが、それはともかくとして、たいへん参考になる意見だと思われます。

ピアノは弾けるようになるにつれ楽しさが増していきます。

結城美帆子ピアノ教室では、専門の道に進むか否かに関係なく、本当のピアノの楽しさと喜びを得てほしいと思ってレッスンを行っています。

そのためには、ラビニアックの考え方は大切と考えております。

時間と経済的観点から一般の生徒さんに毎日レッスンをするのは難しいですが、結城美帆子ピアノ教室では、LINEやFaceTimeを使ってサービスとして無料でフォローアップレッスンを行っており、親御さんに毎日練習の動画を送信して頂きアドバイスを行っておりますので、ラビニアックの指導に近いレッスンができています。

結城美帆子ピアノ教室では、専門の道に進むか否かに関係なくピアノが大好きになり得意になることを指導目的としておりますので、単なるお稽古事という考えでピアノを習わせるのではなく、真剣に習わせてほしいと思っています。

“お稽古事でいい”という生徒に共通するのは、本気になって弾かないということです。

いわば自意識の殻を捨てきれないと言ってもよいかもしれません。

もっと素直に自分の演奏に没頭させれば見違えるように良くなるのに、と惜しまれる生徒さんもおります。

ピアノの良い学習態度とは、まずレッスンの時には先生の注意によく耳を傾け、その注意を忘れないで練習に生かすようにする、そして楽譜に忠実にテクニックをよくさらい、練習は毎日できるだけたくさんやるようにする、これだけのことです。

本当のピアノの楽しさと喜びを知り音楽のある心豊かな人生を送れますように!