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「生きる力」とは、「知・徳・体」のバランスがとれた力のことです。
①知=確かな学力
基礎・基本を身につけ、いかに社会が変化しようと、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力。
②徳=豊かな人間性
自らを律しつつ、他者と共に協調し、他人を思いやる心や感動する心などの豊かな人間性。
③体=健康・体力
たくましく生きるため健康で過ごすことや体力をつけることなど。
文部科学省は、「生きる力」を身につけるための3つの柱を「知識及び技能」、「思考力・判断力・表現力」等、「学びに向かう力・人間性」等をあげています。
ピアノ学習は、 コンクールに参加することで「生きる力」を育てることができます。ピアノを中学・高校と継続している生徒さんたちは、土浦一高・竹園高校といった偏差値の高い高校に進学し、筑波大学や名古屋大学の医学部に合格し医学の道に進まれながらもピティナピアノコンペティショングランミューズ部門などに参加しピアノを楽しまれている生徒さんもおります。
コンクールは他人と争う場ではありません。自分自身がレベルアップする機会であり、自分の可能性を思いきり伸ばすための、絶好のチャンスです。
コンクールに参加することで、「集中力」「自制心」「忍耐力」「思考力」「問題解決能力」といった目に見えない「非認知能力」を養うことができます。コンクールに参加することによる音楽的な能力と人間的な成長は、審査の結果の良し悪しに左右される目標達成の喜びや、失敗の悔しさだけではなく、人生を歩んでいく中で必要とされる様々な能力が鍛えられます。
半年先、1年先の目標に向けて少しずつ努力を重ねること、その過程で小さな成功体験を積むことは、子どものうちにぜひ体験してほしいことです。「高い目標でも、少しずつ努力していけば叶うんだ!」という体験に基づいた確信は、受験勉強でも役立ちます。さらに、大人になって社会に出てからも、自分の力で道をひらく、大きな自信の源となります。また、たとえ思うような結果が得られなかったとしても、その経験自体、とても意義深いことです。挫折を知って成長した子どもは、困難に遭遇しても負けることはありません。コンクールは心を育てる究極の場、と考えております。
本気で上位入賞を目標に参加をされる生徒さんは、ピティナピアノコンペティション特級グランプリを受賞した現役のピアニストや、音楽大学の先生による個人レッスンを受けることも出来ます。
