コンクールは他人と争う場ではありません。自分自身がレベルアップする機会であり、自分の可能性を思いきり伸ばすための、絶好のチャンスです。半年先、1年先の目標に向けて少しずつ努力を重ねること、その過程で小さな成功体験を積むことは、子どものうちにぜひ体験してほしいことです。「高い目標でも、少しずつ努力していけば叶うんだ!」という体験に基づいた確信は、受験勉強でも役立ちます。さらに、大人になって社会に出てからも、自分の力で道をひらく、大きな自信の源となります。また、たとえ思うような結果が得られなかったとしても、その経験自体、とても意義深いことです。挫折を知って成長した子どもは、困難に遭遇しても負けることはありません。コンクールは心を育てる究極の場、と考えています。
コンクールに参加することで、「忍耐力」「計画力」「思考力」といった目に見えない「非認知能力」を養うことができます。コンクールに参加することによる音楽的・人間的な成長は、審査の結果の良し悪しに左右される目標達成の喜びや、失敗の悔しさによるものだけではありません。日々の練習・準備の過程の中で、人生を歩んでいく中で必要とされる様々な能力が鍛えられます。
コンクールに参加することで培われる「如何なる状況の中でも、最善を尽くし、あらゆることを予想して、いつどんなときにでも最高の対応ができるよう準備し続けるという習慣」は、人生を生きていく上で大切な力となるはずです。
当教室では、就学前のお子様から様々なコンクールに出場しています。
