指導理念と指導方針

【指導理念】

①本人主体のレッスン、個人を尊重し人間の尊厳を大切にします。

②音楽による全人的な人格形成。

③生涯に渡りピアノを楽しみ音楽を楽しむ為の基礎力を育てます。

④音楽で、人生の質と価値の向上を図ること。

⑤音楽で、心と脳(頭)を育み、自ら考え自ら判断し自ら行動できる自律した人間を育てること、そして、社会に貢献できる人間を育てること。

⑥音楽で、心と体と脳(頭)を健康に保ち、認知症を予防して医療費や介護費の削減に貢献すること。

⑦愛と音楽は、人間の心を豊かに育ててくれます。音楽で、人間の心と生きる力を育成し、この世から虐めや戦争を無くし、犯罪加害者や犯罪被害者を無くし、自殺者を無くし、健常者も障害者も全ての人が幸せに生きられる社会を目指します。

⑧お子様においては、ピアノの指導を通して、他者の心に想いを馳せることが出来る心根の優しい人間を育てたいと思います。他者の心に想いを馳せることは、どんな職種に就いても必要なスキルです。

【指導方針】

たえず、生徒さんのお心に想いを馳せ、お心に寄り添いレッスンします。

「良い演奏は、しつけから」礼儀、姿勢、人の話はよく聞く、人間力を育てます。

「譜読み・リズム・テクニック」を三本の柱に基礎力・ソルフェージュ力・初見力を育てます。

☆ソルフェージュとは、メロディーに歌詞をつけないで、ドレミの音名で正しく歌うことを意味します。正しい音名で、正しいリズムで、正しい音程で歌える能力です。音程やリズムを正しく歌う練習は、楽譜を読む力、正しい音楽表現の力を養います。音楽の勉強の中で、一番基礎になるもので、声楽を勉強しようとする人ばかりでなく、ピアノ・バイオリンやビオラなど弦楽器、管楽器、作曲を勉強する人にも大切なものです。将来、合唱や合奏を楽しみたい時にも役に立つ能力です。

☆初見力とは、楽譜を見て、練習をしなくてもすぐに弾けたり歌えたりできる能力のことです。初見力があると、練習しなくても即座に弾くことができますので、より楽しめます。

適齢適期レッスンをします。

自分で目標を決定して、自分の力でやり遂げることに喜びを感じる主体学習(主体レッスン)をしております。

『生徒自身によるプランニング→決定→遂行→確認→実行→評価→自己管理』の全てを生徒自身の手で行えるように導きます。

お子様は、バロック・古典・ロマン・近現代の四期が学べるピティナピアノコンペティションやピティナピアノステップ等に参加されることをお勧め致します。明確な目標を持ってコンペティションに参加することで、レッスン意欲が向上し、目標を達成する方法を身につけることができ、継続することの大切さが学べ、自分の人生を生きていく上で重要と言われる「やり抜く力」が育ちます。目標達成の積み重ねを経験することで、自己肯定感と自己管理能力も育まれます。客観的なレベルの把握もできます。高校卒業までに、ピティナピアノステップ展開3の合格を目指します。ショパンのエチュードやベートーベンのソナタなど上級レベルの曲が弾けるレベルです。ピティナピアノコンペティションにおいては、地区予選入選・地区本選出場・全国大会出場など、生徒さんのそれぞれの目標が達成できるようにレッスンをしており、これまでのところ、お一人の生徒さん以外は、全ての生徒さんがそれぞれの目標を達成できております。

障害者は、ピティナピアノコンペティションやピティナピアノステップ、ピアノパラリンピック全国大会などに参加できます。

趣味で楽しみたい方でも、基礎を学ばないで、簡単にアレンジされた曲ばかり弾いていても、レベルアップすることはできないので、ピアノを弾くことがつまらなくなり途中で止めてしまうことになります。生涯に渡りピアノを楽しく続けて頂くためには、少しづつでもテクニックを向上させ上達が実感できることが大切で重要と考えております。ピアノを弾く醍醐味は、コツコツとテクニックを身につける喜びにこそあります。

モチベーションの維持向上とレッスン効果の観点から、各曜日原則月4回(年間48回)固定制でレッスンを行っておりますが、上級者は月2回フレックス制や一回ごとお約束するフリーレッスンも有ります。早く上達したい方は、初級のみ週2回レッスンも可能です。

ピアノは、レベルがアップすればするほど楽しさが増します。ショパンやベートーベン・モーツァルトなどのソナタが弾けるようになってはじめてピアノをやっていて良かった、ピアノを習わせてもらえて良かったと思えるようになります。小学校6年生でピティナピアノコンペティションC級を受けられるレベルになっていれば、中学高校とピアノを続けることができます。心からピアノを楽しいと思えるレベルまでレッスンを続けて頂きたいと思います。バイエル終了程度や、ソナチネアルバムが弾ける程度でレッスンをやめてしまいますと、ピアノは習ったけど弾けるようにならなかったということになってしまいます。レッスン料を無駄にしない為にも、ショパンのエチュードやベートーベンのソナタが弾けるようになるまでは、レッスンを継続されることをおすすめ致します。

ピアノは、まずは楽譜を読むことから始めますので、楽譜の読み方から弾き方の基礎を丁寧にわかりやすくレッスンします。

🔴楽譜とは……音楽は時間的な芸術ですから、絵画や彫刻など他の芸術に比べて保存が困難であり、作曲家が自分の意図を他人に伝えることが容易ではなく、昔から色々と工夫がされてきました。音楽を記録したものを「楽譜」と呼び、記録のしかたを「記譜法」と言います。楽譜は、作曲家が自分の音を正確に伝え、表現する為にあらゆる努力をはらって書き記したものですから、それを読み、学ぶ私たちは、そこに書き表された音符や記号に対して、それがたとえどんな小さな事柄であっても、深い尊敬の念と愛情とをもって取り扱うようにしなければなりません。不注意に間違って覚えたり、弾いたり、また勝手に変えてしまったりすることがないように、いつも細心の注意をはらって楽譜を読み、心を込めて演奏することが大切です。

弾きたい曲や好きな曲だけをレッスンするのではなく、コツコツとテクニックが身につけられるように、趣味で楽しみたい方にも、初級教則本修了後はハノンやチェルニーなどエチュード(練習曲)のレッスンも並行して行います。

モチベーションの維持向上とレベルアップを目的として、「みんなのコンサート」や「お楽しみコンサート」「シニアのコンサート」「障害者のコンサート」など、演奏の機会を設けており、お一人お一人に合ったコンサートにお誘い申し上げております。

ピアノをより楽しむことを目的として、つくば市民音楽会に2台4手8手ピアノ二重奏で参加しております。親子・友人・生徒同士など、希望者のみです。

指導者の結城美帆子は、ピアノの指導の他に精神分析的心理療法も行っておりますので、生徒さんと親御さんの精神分析的心理療法によるメンタルケアも可能です。要予約。料金は、1回10,000円です。指導者の意向でカウンセリングにお越し頂く場合やレッスン時間で行う場合は、カウンセリング料は頂きません。発達障害や発達障害が疑われるお子様についての相談は、当教室の生徒さんに限り60分まで5,000円、90分まで7,000円で承ります。当教室の生徒さん以外の方の相談は、60分まで10,000円、90分まで15,000円で承ります。メールや電話での相談は受け付けておりません。

当教室では、2歳〜小学6年生までは、保護者の方にお子様のレッスンを見学して頂いております。中学生からは、自由です。

以上、当教室の方針にご賛同頂けましたら、ぜひ体験レッスンにお越しくださいませ。個人レッスンですので、レッスンがうまくいくためには相性も大切と考えております。

IMG_1568【お父様、お母様へのお願い】幼児期は、ピアノが弾きたくなるピアノが好きになる環境と雰囲気を作ってあげてください。そして、一緒にピアノを弾いたりして楽しんでください。小学生になったら、本人に練習の時間を決めさせて守らせるようにしましょう。「練習しなさい」と言わないようにしましょう。練習をするとき傍に座って黙って聴いていてください。何回練習したか数えてあげるのも良いと思います。個人差はありますが、10歳位になれば、本当にピアノを弾くことが好きなお子様は、ピアノの練習がしやすい環境を整えてあげるだけで、ピアノを弾くようになります。自らピアノの練習ができるように育てましょう。結果を褒めるのではなく、頑張った過程を褒めるようにしましょう。

「愛とは無を与えること」「愛」とは、生まれた子供が真っ先に母親から受け取るものです。精神分析家ラカンの提示した「愛」の定義は、「愛とは、持っていないもの与えること」だと、言っております。「惜しみなく奪う愛」の典型は、子供の母親ヘの愛です。子供はいつも最大限に愛してくれるよう母親に要請し、その愛を独占しようとする。こうした愛は、成人後にも引き継がれるものであり、恋人からの愛を常に不足と感じ、より多くの愛を願う場合がこれに相当する。それに対して、「与える愛」とは、大人の愛である。、、、子供の欲しがるものを与えると、それは次の要請を生み、一つ一つの贈り物の価値は減ってゆくばかりで、決して母親の愛の証とはならない。それでは「持っていないもの」しかし「与える」ことができるものとは、いったい何か。それは「無」である。愛を与えるとは、自分のもっとも内密なところには「無」があり、それはあなたでなければ埋めることができないと告白すること、そして、その「無」を捧げることなのです。例えば、マザーグースの代表的な童謡に次のような一節があります。

ぼくにつくってくれるかい    きぬのシャツ?   パセリにセージにローズマリーにタイム   はりもつかわず  ぬいめもなしで   そしたらきみはまことのこいびと

それをあらってくれるかい   むこうのいずみで?    パセリにセージにローズマリーにタイム   みずもわかない   あめもふらないあのいずみで    そしたらきみはまことのこいびと

ここには、与えることの不可能な贈り物を求めようとする、愛する者の心が歌われている。この歌詞もまた、愛とは「持っていないものを与えること」で生まれるものだ、と伝えているのだろう。

向井雅明氏著書「考える足」より抜粋。どうぞ、ピアノのレッスンで、お子様に「愛」を与えてあげてください。結城美帆子