指導理念と指導方針

【指導理念】

①生涯に渡りピアノを楽しみ音楽を楽しむ為の基礎力と教養を育てます。

②音楽的能力の育成。

③ピアノの指導を通して、ピティナピアノコンペティションやブルグミュラーコンクールなどコンクールを活用し、どんな困難な壁をも乗り越えることが出来る強い心と生きる力を育てます。ピアノで自己肯定感を高め、地頭力と生きる力を養い、自ら考え自ら判断し行動できる自立した人間を育てます。

  ☆地頭力とは、既存の考えにとらわれず、情報を選別して付加価値をつけていく力であり、あらゆる思考の基本となる知的能力です。

  ☆「生きる力」とは、「一生、食べるのに困らない力」「一生、幸せに生きていける力」です。

④ピアノを学ぶことは、音楽を学ぶということです。音楽を学ぶということは、遠い国の遠い時代に生きた作曲家の心に想いを馳せることです。ピアノを演奏するということは、作曲家の心に想いを馳せ、自らの体と心を通して作曲家の想いを伝えることです。ピアノの指導を通して、他者の心の痛みに想いを馳せることが出来る心根の優しい人間を育てたいと思います。他者の心の痛みに想いを馳せることは、どんな職種に就いても必要なスキルです。

【指導方針】

お子様は、原則親御さんにレッスンの見学をして頂いております。

動画の撮影は自由です。ご自宅の練習にお役立て頂いております。

レッスンについてお話し合いをして、生徒さんお一人お一人具体的な目標を設定して頂きます。

目標のひとつとして、コンクールに挑戦することをお勧めしております。コンクールに挑戦するからと言って、賞を取ることを直接の目的にしているわけではありません。真剣に、深く楽曲に取り組むこと、数ヶ月に渡る長期的な目標に向かって、着実に努力を積み重ねることが、コンクールに挑戦する目標です。

指導法は、渡部由記子先生に学んでおり、導入期の教則本は初歩からペダルや音楽的表現が学べるBASTIENメソッド を使ってレッスンします。ただし、お家での練習時間が少ない方や生徒さんの能力により他の教則本を使うこともあります。渡部由記子先生のプロフィールは、渡部由記子先生のホームページをご覧ください。

多くのお教室では、初見のレッスンは行っていないようですが、当教室では、導入期から初級終了までは、初見から丁寧にレッスンをしておりますので、弾けないから家で練習が出来ないということはありません。☆初見とは、初めて見る楽譜を初めて弾く時のこと。

楽譜の読み方・リズム・セオリー・手の形・お指の指定席など、ピアノを弾く為に必要な基礎を丁寧にわかりやすく教えます。

3歳〜7歳までは、絶対音感のトレーニングも行います。

譜読み・基礎力・ソルフェージュ力・初見力の指導に力を入れております。

音高音大受験希望者は、志望校に合わせた聴音や楽典ソルフェージュの指導も致します。

☆ソルフェージュとは、メロディーに歌詞をつけないで、ドレミの音名で正しく歌うことを意味します。正しい音名で、正しいリズムで、正しい音程で歌える能力です。音程やリズムを正しく歌う練習は、楽譜を読む力、正しい音楽表現の力を養います。音楽の勉強の中で、一番基礎になるもので、声楽を勉強しようとする人ばかりでなく、ピアノ・バイオリンやビオラなど弦楽器、管楽器、作曲を勉強する人にも大切なものです。将来、合唱や合奏を楽しみたい時にも役に立つ能力です。

ピアノは、レベルがアップすればするほど楽しさが増します。ショパンやベートーベン・モーツァルトなどのソナタが弾けるようになってはじめてピアノをやっていて良かった、ピアノを習わせてもらえて良かったと思えるようになります。小学校6年生でピティナピアノコンペティションC級を受けられるレベルになっていれば、中学高校とピアノを続けることができます。心からピアノを楽しいと思えるレベルまでレッスンを続けて頂きたいと思います。バイエル終了程度や、ソナチネアルバムが弾ける程度でレッスンをやめてしまいますと、ピアノは習ったけど弾けるようにならなかったということになってしまいます。レッスン料を無駄にしない為にも、ショパンのエチュードやベートーベンのソナタが弾けるようになるまでは、レッスンを継続されることをおすすめ致します。

🔴楽譜とは……音楽は時間的な芸術ですから、絵画や彫刻など他の芸術に比べて保存が困難であり、作曲家が自分の意図を他人に伝えることが容易ではなく、昔から色々と工夫がされてきました。音楽を記録したものを「楽譜」と呼び、記録のしかたを「記譜法」と言います。楽譜は、作曲家が自分の音を正確に伝え、表現する為にあらゆる努力をはらって書き記したものですから、それを読み、学ぶ私たちは、そこに書き表された音符や記号に対して、それがたとえどんな小さな事柄であっても、深い尊敬の念と愛情とをもって取り扱うようにしなければなりません。不注意に間違って覚えたり、弾いたり、また勝手に変えてしまったりすることがないように、いつも細心の注意をはらって楽譜を読み、心を込めて演奏することが大切です。

IMG_1568【お父様、お母様へのお願い】幼児期は、ピアノが弾きたくなるピアノが好きになる環境と雰囲気を作ってあげてください。そして、一緒にピアノを弾いたりして楽しんでください。小学生になったら、本人に練習の時間を決めさせて守らせるようにしましょう。「練習しなさい」と言わないようにしましょう。練習をするとき傍に座って黙って聴いていてください。何回練習したか数えてあげるのも良いと思います。個人差はありますが、10歳位になれば、本当にピアノを弾くことが好きなお子様は、ピアノの練習がしやすい環境を整えてあげるだけで、ピアノを弾くようになります。自らピアノの練習ができるように育てましょう。結果を褒めるのではなく、頑張った過程を褒めるようにしましょう。

「愛とは無を与えること」「愛」とは、生まれた子供が真っ先に母親から受け取るものです。精神分析家ラカンの提示した「愛」の定義は、「愛とは、持っていないもの与えること」だと、言っております。「惜しみなく奪う愛」の典型は、子供の母親ヘの愛です。子供はいつも最大限に愛してくれるよう母親に要請し、その愛を独占しようとする。こうした愛は、成人後にも引き継がれるものであり、恋人からの愛を常に不足と感じ、より多くの愛を願う場合がこれに相当する。それに対して、「与える愛」とは、大人の愛である。、、、子供の欲しがるものを与えると、それは次の要請を生み、一つ一つの贈り物の価値は減ってゆくばかりで、決して母親の愛の証とはならない。それでは「持っていないもの」しかし「与える」ことができるものとは、いったい何か。それは「無」である。愛を与えるとは、自分のもっとも内密なところには「無」があり、それはあなたでなければ埋めることができないと告白すること、そして、その「無」を捧げることなのです。例えば、マザーグースの代表的な童謡に次のような一節があります。

ぼくにつくってくれるかい    きぬのシャツ?   パセリにセージにローズマリーにタイム   はりもつかわず  ぬいめもなしで   そしたらきみはまことのこいびと

それをあらってくれるかい   むこうのいずみで?    パセリにセージにローズマリーにタイム   みずもわかない   あめもふらないあのいずみで    そしたらきみはまことのこいびと

ここには、与えることの不可能な贈り物を求めようとする、愛する者の心が歌われている。この歌詞もまた、愛とは「持っていないものを与えること」で生まれるものだ、と伝えているのだろう。

向井雅明氏著書「考える足」より抜粋。どうぞ、ピアノのレッスンで、お子様に「愛」を与えてあげてください。結城美帆子

当教室の方針にご賛同頂ける方は、体験レッスンにお越しください。個人レッスンは、相性も重要と考えております。