指導理念と指導方針

当教室の指導理念は、ピアノのレッスンを通して脳を活性化させ、一般的な子供に対しては高い知性と理性を育み優しい心を持った感情のコントロールが出来る全人的な人間形成の育成、発達障害の子供に対しては発達障害を改善、熟年の方に対しては認知症を予防、一人一人が自分の人生を自由に羽ばたき心豊かな幸せな人生をまっとうするための礎を築いて頂く事と、みんなが心豊かに幸せな日々を過ごせるように音楽による社会貢献です。音楽の力と愛の力で、人間の脳を育てて人間の心を育てて、この世から殺人など凶悪な犯罪を起こす人を無くし、みんなが思いやりの心を持って安心して幸せに暮らせる世の中をつくりたいと思っております。音楽は、心を健康にしてくれます。音楽は、人間の心と体に作用し、生きる力を与えてくれます。子供も大人も、みんなが音楽を学ぶことに喜びを感じ、高齢者は病院やクリニックの待合室ではなく音楽教室の待合室で談笑し、多くの子供たちがピアノを弾けるのが普通のこと、そんな世の中が実現することを夢見て、日々研鑽に励み「力まず・焦らず・諦めない」レッスンをしております。

ピアノレッスンの目的は、正確に美しく原曲通りに弾けるようになることで、精神修養でもなければ、礼儀を教えることでも人生の厳しさを教えることでもありません。それぞれの目的に合わせて、ピアノが弾きたいという欲求を満足させるために、知力と体力をフルに回転させてレッスンをしております。

私の中でのピアノ教師としての仕事は、プロのピアニストを育て上げるレッスンではなく、ピアノが弾けるようになりたい人をどうにかして弾けるようにすることです。

一から一緒に弾き、弾き方のコツをできる限りわかりやすく教え、弾きたい気持ちを大切にレッスンします。

生徒さんが、何を弾きたいか、どういうふうになりたいのか、弾きたい曲があるのにうまく弾けないとしたら何が原因で弾けないのかを考えてレッスンします。

ピアニストになるための練習と趣味で楽しむための練習はもちろん違いますが、多くのことを犠牲にして、1日6時間も8時間も練習しなくても、本人が満足できる程度に正確に美しく原曲通りに弾けるようになるレッスンをします。私自身、ピアノの他にバレエやバイオリン・そろばん・お習字なども習っておりましたが、残念ながら東京藝術大学は合格できませんでしたが、それなりの公立の音楽高校と音楽大学に合格でき、ピアノを教える仕事ができております。

趣味で楽しみたい方でも、基礎を学ばないで、簡単にアレンジされた曲ばかり弾いていても、レベルアップすることはできないので、ピアノを弾くことがつまらなくなり途中で止めてしまうことになります。生涯に渡りピアノを楽しく続けて頂くためには、少しづつでもテクニックを向上させ上達が実感できることが大切で重要と考えております。ピアノを弾く醍醐味は、コツコツとテクニックを身につける喜びにこそあります。

モチベーションの維持向上とレッスン効果の観点から、各曜日原則月4回(年間48回)固定制でレッスンを行っております。

レッスン意欲の向上とレベルアップ・客観的なレベルの把握を目的として、バロック(バッハ・スカルラッティなど)・古典(ハイドン・モーツアルト・ベートーベンなど)・ロマン派(ショパン・メンデルスゾーン・シューベルト・シューマンなど)・近現代(プロコフィエフ・ラベル・日本の作曲家の曲など)4期が学べるピティナピアノコンペティションや導入1〜展開3の23ステップがあるピティナピアノステップへの参加をおすすめしております。コンペティションは、A2級(就学前)〜特級まで有り、各級年齢の上限が有り、地区予選・地区本選・全国大会まで有ります。ステップは、導入1〜展開3の23段階有り、年齢の上限は有りませんので、どなたでも参加できます。コンペティションもステップも、審査員やアドバイザーから今後のレッスンに役立つアドバイスが頂けます。コンペティションは、達成感も得られモチベーションの向上にも役立ちます。ステップは、アドバイスの他に審査判定により合格証が頂けます。展開3の合格を目指してピアノのレッスンをやり抜いて頂けることを願います。上手に弾けるようになる為には、実現可能な明確かつ具体的な目標を持つことが大切です。

お子様は、小学校6年生でピティナピアノコンペティションC級(小学6年生以下)への参加を第二の目標にレッスンをしております。第一の目標は、バイエル終了と「エリーゼの為に」を原曲で弾くことです。小学6年生卒業までに、ピティナピアノコンペティションC級の課題曲が弾けるレベルになっていないと、中学高校までピアノを継続するのは難しくなり、ピアノは習ったけどうまく弾けるようにならなかったということになってしまいます。第三の目標は、ピティナピアノコンペティションD級に参加すること。第四の目標は、ピティナピアノコンペティションE級に参加すること。第五の目標は、ピティナピアノコンペティションF級に参加することです。特級は、コンチェルトが課題曲に入っており、コンチェルトはオーケストラの人や練習ピアニストの人にお金をお支払いして練習をしなければならず、お金がたくさんかかるので趣味の方はお勧めしておりません。

ピティナピアノコンペティションは、就学前(A2級)から参加できますが、本人が参加する意味もわからずに親や指導者の意向で参加して就学前(A2級)や小学1年2年生で全国大会に出場できても小学生でピアノのレッスンをやめてしまう人も多くおります。私は、全国大会出場を目指すよりも、私がレッスンをお引き受けした全ての生徒さんが、それぞれに実現可能な目標を立て一つ一つ目標を達成させ達成感を得ながら、中学高校とレッスンを続けて頂き、F級の課題曲が弾けるレベルになりピアノの客観的なレベルの証としてF級に参加して頂けましたら、この上なく幸せでございます。

☆それぞれの目標とは、地区予選入選とか、地区本選出場とか、全国大会出場とか、8点10満点で8点を目指すとかです。客観的なレベルの証があると良いと思う理由は、お父様お母様にピアノのご経験の有無をお尋ねした時「10年やってました」とか「高校生までやってました」という方がおり、私は「それだけピアノを続けているのであればチェルニー40番は終了していて相当弾けるだろうな」と勝手に想像してしまい、発表会の親子でピアノ二重奏をして頂く時に、親御さんから「私は好きな曲だけレッスンをしていたのでハノンも全くやっておりませんし、チェルニーも全くやっていないので、この曲は難しくて弾けません」と言われたことがありましたので、「ピティナピアノコンペティションF級の地区予選に入選しました」とか「ピティナピアノステップ展開3に合格してます」など具体的に言われたほうがレベルが把握しやすいのです。

ピアノは、レベルがアップすればするほど楽しさが増します。ショパンやベートーベン・モーツァルトなどのソナタが弾けるようになってはじめてピアノをやっていて良かった、ピアノを習わせてもらえて良かったと思えるようになります。小学校6年生でピティナピアノコンペティションC級を受けられるレベルになっていれば、中学高校とピアノを続けることができます。ピアノを続けながら現役で東京大学に合格している人もおります。ピアノを続けながら現役で名古屋大学医学部に合格した人もおります。心からピアノを楽しいと思えるレベルまでレッスンを続けて頂きたいと思います。

楽譜の読み方から弾き方の基礎を丁寧にわかりやすくレッスンします。

弾きたい曲や好きな曲だけをレッスンするのではなく、コツコツとテクニックが身につけられるように、趣味で楽しみたい方にも、初級教則本修了後はハノンやチェルニーなどエチュード(練習曲)のレッスンも並行して行います。

初歩から楽譜を見ながら弾けるように指導します。

初級〜ブルグミュラー25番レベルまでは、初見の指導も致します。初見とは、初めて見る楽譜を初めて弾くことを言います。初見が得意になると、練習をしなくても即弾けますのでピアノを弾くことがより楽しくなります。

モチベーションの維持向上とレベルアップを目的として、年に一度発表会を行います。原則全員参加ですが、大人と障害がある方は自由参加です。

ピアノをより楽しむことを目的として、つくば市民音楽会に2台4手8手ピアノ二重奏で参加しております。親子・友人・生徒同士など、希望者のみです。

生徒さんと親御さんのメンタルケアも致します。随時、予約を承っております。カウンセリングをご希望の方は、カウンセリングの日時を決めますので、レッスンが始まる前にお申し出ください。カウンセリング料は、50分程度5,000円ですが、指導者の意向でカウンセリングにお越し頂く場合やレッスン時間で行う場合は、カウンセリング料は頂きません。メールや電話での相談は、受け付けておりません。親御さんの、子育ての相談や、生き方などの相談もお受けしております。

レッスンは、動画や録音をおすすめ致します。レッスンの効果は3日と言われておりますので、動画や録音することで、家での練習がやりやすくなります。録音に合わせて練習が出来るようにもしております。ICレコーダーですと、簡単に録音できます。

当教室では、2歳〜小学6年生までは、保護者の方にお子様のレッスンを見学して頂いております。中学生からは、自由です。

IMG_1568【お父様、お母様へのお願い】幼児期は、ピアノが弾きたくなるピアノが好きになる環境と雰囲気を作ってあげてください。そして、一緒にピアノを弾いたりして楽しんでください。小学生になったら、本人に練習の時間を決めさせて守らせるようにしましょう。「練習しなさい」と言わないようにしましょう。練習をするとき傍に座って黙って聴いていてください。何回練習したか数えてあげるのも良いと思います。個人差はありますが、10歳位になれば、本当にピアノを弾くことが好きなお子様は、ピアノの練習がしやすい環境を整えてあげるだけで、ピアノを弾くようになります。自らピアノの練習ができるように育てましょう。

「愛とは無を与えること」「愛」とは、生まれた子供が真っ先に母親から受け取るものです。精神分析家ラカンの提示した「愛」の定義は、「愛とは、持っていないもの与えること」だと、言っております。「惜しみなく奪う愛」の典型は、子供の母親ヘの愛です。子供はいつも最大限に愛してくれるよう母親に要請し、その愛を独占しようとする。こうした愛は、成人後にも引き継がれるものであり、恋人からの愛を常に不足と感じ、より多くの愛を願う場合がこれに相当する。それに対して、「与える愛」とは、大人の愛である。、、、子供の欲しがるものを与えると、それは次の要請を生み、一つ一つの贈り物の価値は減ってゆくばかりで、決して母親の愛の証とはならない。それでは「持っていないもの」しかし「与える」ことができるものとは、いったい何か。それは「無」である。愛を与えるとは、自分のもっとも内密なところには「無」があり、それはあなたでなければ埋めることができないと告白すること、そして、その「無」を捧げることなのです。例えば、マザーグースの代表的な童謡に次のような一節があります。

ぼくにつくってくれるかい    きぬのシャツ?   パセリにセージにローズマリーにタイム   はりもつかわず  ぬいめもなしで   そしたらきみはまことのこいびと

それをあらってくれるかい   むこうのいずみで?    パセリにセージにローズマリーにタイム   みずもわかない   あめもふらないあのいずみで    そしたらきみはまことのこいびと

ここには、与えることの不可能な贈り物を求めようとする、愛する者の心が歌われている。この歌詞もまた、愛とは「持っていないものを与えること」で生まれるものだ、と伝えているのだろう。

向井雅明氏著書「考える足」より抜粋。どうぞ、ピアノのレッスンで、お子様に「愛」を与えてあげてください。結城美帆子