理念と指導方針

【基本理念】

①人間の尊厳を大切にします。

②音楽による全人的な人格形成。

③音楽で人生の質と価値の向上を図ること。

④音楽で心と体と頭を健康にすること。

⑤音楽で全ての人が幸せになって世界の平和に貢献すること。

【指導方針】

たえず、生徒さんのお心に想いを馳せ、お心に寄り添いレッスンします。

「良い演奏は、しつけから」礼儀、姿勢、人の話はよく聞く、人間力を育てます。

「譜読み・リズム・テクニック」を三本の柱に基礎力・ソルフェージュ力・初見力を育てます。

☆ソルフェージュとは、メロディーに歌詞をつけないで、ドレミの音名で正しく歌うことを意味します。正しい音名で、正しいリズムで、正しい音程で歌える能力です。音楽の勉強の中で、一番基礎になるもので、声楽を勉強しようとする人ばかりでなく、ピアノ・バイオリンやビオラなど弦楽器、管楽器、作曲を勉強する人にも大切なものです。将来、合唱や合奏を楽しみたい時にも役に立つ能力です。

☆初見力とは、楽譜を見て、練習をしなくてもすぐに弾けたり歌えたりできる能力のことです。初見力があると、練習しなくても即座に弾くことができますので、より楽しめます。

自分で考えるレッスン、家庭での練習も自分で計画を立て、自分でできるように導きます。

本人主体の、能動的なレッスンです。

「できても練習」もう一段上のステージへ。

適齢適期レッスンをします。

達成感が得られ、達成感の積み重ねができるレッスンをします。

お子様は、自信と継続することの大切さが学べます。

一から一緒に弾き、弾き方のコツをできる限りわかりやすく教え、弾きたい気持ちを大切にレッスンします。

生徒さんが、何を弾きたいか、どういうふうになりたいのか、弾きたい曲があるのにうまく弾けないとしたら何が原因で弾けないのかを考えてレッスンします。

ピアニストになるための練習と趣味で楽しむための練習はもちろん違いますが、多くのことを犠牲にして1日6時間も8時間も練習しなくても、本人が満足できる程度に正確に美しく原曲通りに弾けるようになるレッスンをします。私自身、ピアノの他にバレエやバイオリン・そろばん・お習字・大人になってからは日本舞踊・生け花なども習っておりましたが、残念ながら東京藝術大学は合格できませんでしたが、それなりの公立の音楽高校と音楽大学に合格でき、ピアノを教える仕事ができております。

趣味で楽しみたい方でも、基礎を学ばないで、簡単にアレンジされた曲ばかり弾いていても、レベルアップすることはできないので、ピアノを弾くことがつまらなくなり途中で止めてしまうことになります。生涯に渡りピアノを楽しく続けて頂くためには、少しづつでもテクニックを向上させ上達が実感できることが大切で重要と考えております。ピアノを弾く醍醐味は、コツコツとテクニックを身につける喜びにこそあります。

モチベーションの維持向上とレッスン効果の観点から、各曜日原則月4回(年間48回)固定制でレッスンを行っておりますが、月3回フレックス制のレッスンも有り、上級者は月2回フレックス制も有ります。

ピアノは、レベルがアップすればするほど楽しさが増します。ショパンやベートーベン・モーツァルトなどのソナタが弾けるようになってはじめてピアノをやっていて良かった、ピアノを習わせてもらえて良かったと思えるようになります。小学校6年生でピティナピアノコンペティションC級を受けられるレベルになっていれば、中学高校とピアノを続けることができます。2018年ピティナピアノコンペティション特級グランプリを受賞された角野さんはピアノを続けながら現役で東京大学に合格しておりますし、特級セミファイナルまで進んだ沢田さんはピアノを続けながら現役で名古屋大学医学部に合格しております。心からピアノを楽しいと思えるレベルまでレッスンを続けて頂きたいと思います。

ピアノは、まずは楽譜を読むことから始めますので、楽譜の読み方から弾き方の基礎を丁寧にわかりやすくレッスンします。

🔴楽譜とは……音楽は時間的な芸術ですから、絵画や彫刻など他の芸術に比べて保存が困難であり、作曲家が自分の意図を他人に伝えることが容易ではなく、昔から色々と工夫がされてきました。音楽を記録したものを「楽譜」と呼び、記録のしかたを「記譜法」と言います。楽譜は、作曲家が自分の音を正確に伝え、表現する為にあらゆる努力をはらって書き記したものですから、それを読み、学ぶ私たちは、そこに書き表された音符や記号に対して、それがたとえどんな小さな事柄であっても、深い尊敬の念と愛情とをもって取り扱うようにしなければなりません。不注意に間違って覚えたり、弾いたり、また勝手に変えてしまったりすることがないように、いつも細心の注意をはらって楽譜を読み、心を込めて演奏することが大切です。

弾きたい曲や好きな曲だけをレッスンするのではなく、コツコツとテクニックが身につけられるように、趣味で楽しみたい方にも、初級教則本修了後はハノンやチェルニーなどエチュード(練習曲)のレッスンも並行して行います。

初歩から楽譜を見ながら弾けるように指導します。

初級〜ブルグミュラー25番レベルまでは、初見の指導も致します。初見とは、初めて見る楽譜を初めて弾くことを言います。初見が得意になると、練習をしなくても即弾けますのでピアノを弾くことがより楽しくなります。

モチベーションの維持向上とレベルアップを目的として、年に一度発表会を行います。原則全員参加ですが、大人と障害がある方は自由参加です。

ピアノをより楽しむことを目的として、つくば市民音楽会に2台4手8手ピアノ二重奏で参加しております。親子・友人・生徒同士など、希望者のみです。

指導者の結城美帆子は、ピアノの指導の他に精神分析的心理療法も行っておりますので、生徒さんと親御さんの精神分析的心理療法によるメンタルケアも可能です。要予約。料金は、1回10,000円です。指導者の意向でカウンセリングにお越し頂く場合やレッスン時間で行う場合は、カウンセリング料は頂きません。メールや電話での相談は、受け付けておりません。親御さんの、子育ての相談や、生き方などの相談もお受けしております。

レッスンは、動画や録音をおすすめ致します。レッスンの効果は3日と言われておりますので、動画や録音することで、家での練習がやりやすくなります。録音に合わせて練習が出来るようにもしております。ICレコーダーですと、簡単に録音できます。

当教室では、2歳〜小学6年生までは、保護者の方にお子様のレッスンを見学して頂いております。中学生からは、自由です。

以上、指導方針や考え方にご賛同頂けましたら、ぜひ体験レッスンにお越しくださいませ。個人レッスンですので、レッスンがうまくいくためには相性も大切と考えております。

IMG_1568【お父様、お母様へのお願い】幼児期は、ピアノが弾きたくなるピアノが好きになる環境と雰囲気を作ってあげてください。そして、一緒にピアノを弾いたりして楽しんでください。小学生になったら、本人に練習の時間を決めさせて守らせるようにしましょう。「練習しなさい」と言わないようにしましょう。練習をするとき傍に座って黙って聴いていてください。何回練習したか数えてあげるのも良いと思います。個人差はありますが、10歳位になれば、本当にピアノを弾くことが好きなお子様は、ピアノの練習がしやすい環境を整えてあげるだけで、ピアノを弾くようになります。自らピアノの練習ができるように育てましょう。結果を褒めるのではなく、頑張った過程を褒めるようにしましょう。

「愛とは無を与えること」「愛」とは、生まれた子供が真っ先に母親から受け取るものです。精神分析家ラカンの提示した「愛」の定義は、「愛とは、持っていないもの与えること」だと、言っております。「惜しみなく奪う愛」の典型は、子供の母親ヘの愛です。子供はいつも最大限に愛してくれるよう母親に要請し、その愛を独占しようとする。こうした愛は、成人後にも引き継がれるものであり、恋人からの愛を常に不足と感じ、より多くの愛を願う場合がこれに相当する。それに対して、「与える愛」とは、大人の愛である。、、、子供の欲しがるものを与えると、それは次の要請を生み、一つ一つの贈り物の価値は減ってゆくばかりで、決して母親の愛の証とはならない。それでは「持っていないもの」しかし「与える」ことができるものとは、いったい何か。それは「無」である。愛を与えるとは、自分のもっとも内密なところには「無」があり、それはあなたでなければ埋めることができないと告白すること、そして、その「無」を捧げることなのです。例えば、マザーグースの代表的な童謡に次のような一節があります。

ぼくにつくってくれるかい    きぬのシャツ?   パセリにセージにローズマリーにタイム   はりもつかわず  ぬいめもなしで   そしたらきみはまことのこいびと

それをあらってくれるかい   むこうのいずみで?    パセリにセージにローズマリーにタイム   みずもわかない   あめもふらないあのいずみで    そしたらきみはまことのこいびと

ここには、与えることの不可能な贈り物を求めようとする、愛する者の心が歌われている。この歌詞もまた、愛とは「持っていないものを与えること」で生まれるものだ、と伝えているのだろう。

向井雅明氏著書「考える足」より抜粋。どうぞ、ピアノのレッスンで、お子様に「愛」を与えてあげてください。結城美帆子