おはようございます。
本日も結城美帆子ピアノ教室のブログにご訪問いただき誠に有難うございます。
ピアノに興味を示したお子さんが、ピアノが大好きになり「私は、僕は、ピアノが得意」と言ってもらえるように、小さいお子さんが、楽しく最短で導入の教則本(バスティン)を効率的かつ効果的に終了し、次の ブルグミュラー25番にスムーズに入れるかを研究中です。
結城美帆子ピアノ教室では、専門の道に進むか否かに関係なくピアノが大好きになり得意なお子様に育てたいと思っています。
しかし、ピアノが上手になることが指導目的ではなく、ピアノを通して、生きていく力をつけてもらうことが指導目的です。
本ものの音楽を求めていれば、必然的にピアノも上手くなります。
ピアノの指導者は、教えた生徒が、どんな音を出し、どんな演奏をし、最終的には、音楽を通してどのようなものの見方、考え方、生き方をするようになったか、ということでしか評価されない仕事です。言わば、10年、20年かかって、やっとそれを確認することができる、すぐには結果の出ない、ディスタンスの長い仕事です。
私が生徒たちに言い続けていることがあります。
それは、心を込めて弾くことです。
心を込めて弾くということは、誰かのために弾くということです。
誰かを幸福にするために弾くということです。
自分の出す音や奏でる音楽が、誰かを慰めたり励ましたり、願わくば誰かを幸福にすることができたとしたら、それが本ものの音楽であり、心を込めて弾くということです。
その為には、思い通りの音が出せる技術と知識が必要です。
思う通りの音が出せる技術を習得する為には、練習という努力が必要です。
具体的な目標を設定すると意欲的に練習という努力ができるようになります。
その一つが、コンクールです。
コンクールは、成功体験や達成感を得ることで自信をつけることができます。
生きていく上で、自分を信じる力はとても大切です。