ピアノの個人レッスンは、一対一のレッスンですから、一人の生徒さんに集中できるので、生徒さんをよく観察できるのです。
私の場合は、発達心理学や多少の解剖学と生理学も学んでいるので、生徒さんの進みがスムーズでない場合は、発達心理学や医学的な観点から考えることができますし、知り合いの専門家に相談する時もあり、時には専門医の受診をお勧めすることもありました。
レッスンをしていて「この子は発達障害かもしれない」と思い、専門医の受診をお勧めした生徒さんは、これまで100%発達障害の診断を受けてしまいましたので、的中率は100%です。
反対のお子さんもおります。
保育園や幼稚園の先生から「発達障害かもしれないので検査を受けてきて欲しい」と言われたら生徒さんでしたが、私は発達障害とは思えないでいたのですが、この生徒さんは弱視で目がよく見えていなかったのです。
目で見ることも脳ですから、目からの情報が入ってこなければ育つはずの脳が育たないと言うことになってしまいます。
脳は、8歳で臨界期を迎えると言われますから、早期に発見して早期に治療を開始することが大切みたいです。
幼児期は大切なのです。
とは言え、自分の子供を客観視するのは難しいと思います。
そこで役に立つのが、毎週定期的にお会いしているピアノの先生です。
ピアノの先生の仕事を長年していると、私の場合は少々特殊かもしれませんが、生徒さんの様子で生徒さんの体調や心の中も想像できたり、発熱しているのがわかったりもします。
音楽は感性が必要なので、感受性が高いのかもしれませんね。
そんなわけで、子どももママも幸せになれるようにと、脳と心が育つ2歳からの個人レッスンを再開させました。
育てにくい子どもが全て発達障害とは限らないです。
ピアノのレッスンを通して、少しでも子育てのお役に立てたら嬉しいです。
お子さんもママもパパも幸せになりますように！