ピアノのペダルについて

ピアノのペダルについて

私が初めてペダルを教えて頂いた曲は、ブルグミュラー25番練習曲の7番「清い流れ」でした。

ピアノを踏むところと上げるところを先生が楽譜に書いてくださって、その通りに踏めるように練習しました。

イタリアの先生にレッスンを受けた時に、「いつも右足はダンパーペダルに乗せておくように」と言われました。

ペダルは、音の響きをよく聴いていれるようにと言われ、「身体が自然に動くようになるから」とも言われました。

その時に、「ピアノは心も含め全身で弾くのです」と教えて頂きました。

「けして、踏んで上げて、ではないです。自分の音をよく聴きなさい。」と言われました。

「感覚で覚えなさい」とも言われました。

子供のレッスンの時に、補助ペダルがついた足台を設置してあげると、みんなペダルを踏みます。

バステインメソッドは、早い段階からペダルを使うようになっていますが、私は基本的に足が床につくようになってからペダルの指導を行うようにしております。

理由は、アシストペダルや補助ペダルの感覚と、やはり違うからです。

足が床につくようになってから、ペダルの教本を使って指導をするようにしています。