ピアノが大好きな子に育てるには

ピアノが大好きな子に育てるには

お子さんがピアノが大好きな子に育てるには、親御さんが童謡でも何でもいいですから、お家でピアノをお弾きになられることです。

幼児がピアノに興味を示すきっかけは、保育園や幼稚園の先生がピアノを弾いているのを見たり、妹や弟さんの場合は、お姉ちゃんやお兄ちゃんがピアノを弾いているのを見たりして、自分も弾いてみたくなるようです。

小さい子どもは、単に面白そうだからピアノを習ってみたいと思うだけで、最初は上手くなりたいとかは思わないと思います。

そもそも、上手くなるということがどういうことかもわからないと思いますし、ピアノを習うということがどういうことかもわからないと思います。

私の両親は音楽関係の人ではありませんでしたし、ピアノの経験もありませんでしたので、両親がピアノを習うということがどういうことですか、練習が必要ということもわかっておりませんでしたので、私は、両親から「ピアノの練習をしなさい」とは一度も言われたことはなく、お隣に引っ越して来た子がピアノを習っていて毎日練習していたのを聴いていて、「ピアノって素敵だな、私もピアノを弾きたい」と思って、親に頼んでピアノを習わせてもらったので、ピアノを習い始めても、弾きたいから習わせてもらったので、ピアノが弾けるのが楽しくてレッスンに通っていました。

両親さえピアノは家で毎日練習をするものという認識がありませんでしたので、ピアノを習い始めた時は家にピアノはありませんでしたから、ピアノの先生からも宿題を出されるようなレッスンではなく、レッスンに行くと教則本バイエルでしたが何度か弾いて上手く弾けるようになったらマルをつけてくれるというレッスンでした。

習い始めて2ヶ月が経った時、もっとピアノが弾きたいと思ってしまって、つまり家でもピアノが弾きたくなってしまって、両親にねだってピアノを購入して頂きました。

家にピアノが来てからは、教則本をドンドン弾いてレッスンに行きましたので、レッスンでは弾けるようになった曲を先生に聴いてもらって、弾けていたらマルをもらうレッスンになりましたので、ドンドン進めてバイエルは半年くらいで終了しました。

なぜ、私がたくさんピアノを弾いていたかというと、隣り引っ越して来た年下の〇〇ちゃんに追いつきたかったから、そして、〇〇ちゃんより上手くなりたかったから、〇〇ちゃんを抜かしたかったからです。

つまり、私がお家でもたくさんピアノをしていたのは、競う相手がいて具体的かつ明確な目標があったからです。

私の経験が少しでも参考になればと思い、はじめて告白させて頂きました。

ピアノの練習は、好きや楽しいだけで続けられるほど甘いものではないです。

人間は競うことで成長するのではないでしょうか?

コンクールは他人と競うことではないと表向きは言いますが、みんな競ってますよ。

競うことで、音楽的にも人間的にも成長できるのではないかと思います。

ピティナピアノコンペティションで全国決勝大会に出場しベスト賞以上を受賞している中高生の通われている学校を見ると、毎年東大に合格者を輩出しているような進学校が多いように思います。

ピアノが上手なお子さんは、勉強も良くできるように思います。