お問い合わせについて

お問い合わせについて

ブログをお読み頂き誠に有難うございます。

最初は、ブログをお読み頂いて、メール・電話・LINEで、全国から色々なお問い合わせを頂くようになっております。

お問い合わせの中には、意見を求められることや、コンクールの課題曲の相談を受けることもあるのですが、お目にかかったことがない方に対して、責任あるお答えや意見を申し上げることは出来ません。

ピアノは信頼関係が大事ですので、レッスンについて疑問がある場合や、想いが伝わっていないと感じた時は、思い切って自分の気持ちを先生のお話ししてみてはいかがでしょうか?

今は、ホームページをお持ちのピアノ教室が多いと思うので、先生のピアノ指導に対しての想いや理念・指導方針などはホームページを見ればなんとなくわかると思います。

私の教室は、コンクールの指導も行いそれなりに結果も出しておりますが、みんなが同じ条件でレッスンに受けていると言うことではないですし、目標もそれぞれですから、みんなそれぞれなのです。

ただ、コンクールで上位を目指す人も、予選通過を目指す人も、やるべきことは同じでなのです。

何が違うかと申しますと、生徒さんの資質と練習時間です。

コンクールの課題曲は、目標がなんであれ、良い結果が出せる課題曲を選曲しますし、求めるものも同じです。

本人が、私が申し上げたことを、どれだけきちんとできるかです。

たった1小節2小節を最低でも1時間位は練習しないと、コンクールで求められる音は出せないのです。

ハノンであっても、決して惰性で弾いてはいけません。

一音一音丁寧に美しい音で弾けるように練習するのです。

ピアノが上手くなるのに一番大切なのは、耳です。

美しい音を聞き分けることが出来る耳が育っていないと、美しい音での演奏はできません。

美しい音を聴き分けるには、美しい音を美しいと感じることが出来る感性を育てることが大切です。

拍子感とリズム感も重要です。

拍子感もリズム感も感性も、幼児期に生活の中で養われていく能力です。

2歳3歳になったら、お子さんと手を繋いで歩くと思いますが、この手を繋いで歩くことで拍子感が養われるのです。

リズムは、ママの心臓の鼓動です。

一定のリズムだと眠くなる時がありますでしょう、電車に乗ると眠くなるのは一定のリズムで、心地良いからです。

子守唄を歌って寝かせる時も、お子さんの背中をリズムカルにタッチしましたでしょう。

感性は、親子で感動を味わう経験をすると養われます。

家族旅行は、お子さんの感性を育てる絶好の機会なのです。

北村智恵先生の「ピーターラビットと学ぶはじめてのピアノ教本」は、譜読みや弾き方だけではなく、感性が育つ教本になっていますので、とても良いメソッドだと思います。

ピアノが大好きになれば、コンクールでも良い結果を得られます。

音楽は心ですから。