自閉症(ASD)は特性と考えております

自閉症(ASD)は特性と考えております

結城美帆子ピアノ教室のブログへご訪問頂き誠に有難うございます。

私は、自閉症のお子さんにもピアノを教えておりますが、自閉症のお子さんを障がい者と思ったことはありません。

DSM -Ⅴから自閉スペクトラム症に変わりましたが、

知的障害を伴わないアスペルガー型自閉症や高次脳自閉症の方もいらっしゃいます。

知的障害を伴わないアスペルガー型自閉症や高次脳自閉症のお子さんの中には、自閉症と知らずに大人になっている人もおります。

アスペルガー型自閉症や高次脳自閉症の人は絶対音感や音楽的才能があるという研究もあります。

音痴は先天的な要素が大きいですが、絶対音感は好天的なもので、3歳〜6歳くらいまで絶対音感のトレーニングを行うことで身につけることができる知的財産です。

本人が、「ピアノが弾きたい、上手く弾けるようになりたい」と望めば、一人ひとりの特性と個性を見極めつつ一人ひとりに合った指導法を模索し、上手く弾けるようにレッスンをするのがプロのピアノ教師と考えております。

音楽は、心と身体を健康にしてくれて、人生を豊かにしてくれます。

自閉症は障がいとは思っていないので、自閉症だから宿題を忘れたり楽譜を忘れても仕方がないとも思っていません。

今日、レッスンにお越しになられた生徒さんは、楽譜が上手く読むことが出来ないので、楽譜にふりがなを書いてくるように宿題を出したのですが、忘れてしまったようで(レッスンノートにも書いたのですが)、レッスンの時間に宿題を行っていただきました。

自閉症のお子さんは、親御さんのサポートは必要かと思います。