ピアノが上手く弾けた時や、コンクールで予選を通過できた時などには、生徒さんも親御さんもご家族みんなが笑顔になりますから幸せを感じていると思います。
特に、コンクールで一番高い目標を設定してその目標が達成できた時や、目標の音高音大に合格した時は、最高の笑顔を見せてくれます。
最高の笑顔と幸せをもたらす為には、目標を持ってもらうことが重要ではないかと思います。
努力していることを誰かに認めてもらった時、笑顔になれるのではないかと思います。
日々の努力を誰かに認めてもらった時に、喜び幸せを感じ笑顔になれるのではないかと思います。
幸せの積み重ねが感性を育み人々を幸せに導くことができる人に育ちます。
お子様の感性を豊かに育てるには、お子様の日頃の努力を褒め称えてあげることです。
その為には、褒めることができるような仕掛けを作ってあげることです。
最初は、3回練習すると言うお約束をしたとして、お約束通りに3回練習ができたら「お約束が守れたんだね、えらいね」とお約束が守れたことをたくさん褒めてあげましょう。
「上手く弾けるようになったね」とか「上手ね」など結果を褒めてはいけません。
結果を褒めてしまうと、結果が出せないことは最初からしないと言いますか諦めるようになってしまいますので、自分の努力で出来ることを褒めるようにしましょう。
コンクールで予選を通過することは、自分の努力だけでは出来ることではなく、運も有ります。
毎日ピアノを弾くことは、自分の努力で出来ます。
日頃の努力を褒められて育った子供は、自分で目標を設定して目標に向かって努力ができる人に育ちます。
小学校卒業までに努力をたくさん褒めてあげましょう。
ピアノは、幼児期から小学3年生位までに習い始めて、小学校6年生でピティナピアノコンペティションに参加できるレベルなっていると、素敵な喜びと幸せの笑顔を見せてくれます。
4年生〜大人になってピアノを始められた方は、それぞれの目標が達成できた時に素敵な笑顔を見せてくださいます。
今月フランスへ帰国するので先月でピアノをお辞めになられた大人の生徒さんは、初心者でしたが、ちょうど一年のレッスン期間でしたが、バイエルを終了でき、「エリーゼの為に」が弾けるようになりました。
「ここでレッスンを受けなかったら、こんなに弾けるようにならなかったと思います。これからもピアノを楽しみたいと思います」と、素敵な笑顔で嬉しいお言葉を頂きました。
ピアノの弾き方の基礎はしっかりお教え致しましたので、フランスへ帰国されても楽しむことができると思います。
最後に、生徒さんの「エリーゼの為に」を動画撮影させて頂きました。
有難うございました。
私を指導者にお選び頂き、心から感謝申し上げます。
この生徒さんのようにお辞め頂くと、指導者として、とっても嬉しいですし幸せを感じます。
『飛ぶ鳥跡を濁さず』