今月、ピティナピアノステップに参加される小学5年生の生徒さん。
知的障害を伴う自閉スペクトラム症で、特別支援学校に通われています。
幼稚園の時にお世話になった先生と連弾で、バイエル32番と34番を演奏します。
幼稚園の時にお世話になった先生にお越し頂き、生徒さんと合わせて頂きました。
先生は緊張のためか、上手く弾けなかったのですが、生徒さんが先生に一生懸命に合わせようとしているのがよく伝わり、普段見ることが無い生徒さんの一面を見ることができ、生徒さんの心の成長を感じることができました。
自閉症者は、心が無いと言われておりますが、無いということではないと思います。
色々な人間との関係性の中で、思いやりの心は育まれると思います。
個人の演奏技術を伸ばすには、個人レッスンが一番優れていると思いますが、音楽で(ピアノで)心を育てるには、アンサンブルのレッスンが効果があると思います。
親子兄弟姉妹やお友達などとの、6手連弾や2台のピアノで8手ピアノ二重奏の経験は、心を育むのに最適だと思います。
以前の発表会で、お子さんがバイオリン・お母さまがピアノ・おばあさまがリコーダーという組み合わせで、演奏をしてくださったご家族がいらっしゃいました。
とっても微笑ましかったです。
私は、常日頃、みんなで音楽を楽しんで頂きたいと思って、ピアノを教えております。
お互いの家族の演奏を聴き合う発表会を行いたいと思っています。
お父様も、お母様も、お祖父様も、お祖母様も、みんなが参加できる音楽発表会を開催したいと思っています。
鍵盤ハーモニカや、リコーダー、ハーモニカ、大正琴、ギター、中学校などで吹奏楽のご経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
音楽は、みんなが楽しむものであり、みんなで心が豊かになるものです。
ピアノを習いにお越し頂いている生徒さんだけではなく、ピアノを媒介にして、音楽でご家族みんなが音楽で幸せになれるように色々考えてピアノを教えております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な一日でありますように!