小学校を卒業した〇〇君。
卒業式の日は、ピアノのレッスン日でしたので、レッスンの時に少しお話をしました。
「卒業式はどうだった?悲しくなかった?」と聞きましたら、
「悲しかった」
「どうして」と聞きましたら、
「私立に行く人もいるから」
「何人くらい私立に行くの?」と聞きましたら、
「半分くらい」
「〇〇君は、どこの高校に行きたいの?」と聞きましたら、
「土浦一高」
先日、〇〇君のお母様が、親へと題した小学校の卒業で書いた〇〇君が書いたお手紙をLINEで送ってくださり読ませて頂きました。
〇〇君との会話と親へのお手紙から、〇〇君の心の叫びが聞こえるような気がしました。
お手紙の中に、「中間テストで1番になることを目指す」と、ありました。
私は更新をしなかったので元ですが臨床心理士で教育分析を経験している精神分析家でもあるので、お話をしていると相手を勝手に精神分析しちゃいます。
「土浦一高」と「中間テストで1番になることを目指す」から連想すると、土浦一高は県南地区の公立高校では偏差値が1番高い学校だと思うので、「1番」という言葉がキーワードのように思います。
もし、〇〇君に精神分析を実践した場合、分析家である私は、〇〇君に「なぜ土浦一高に行きたいの?」とか、「中間テストで1番になることを目指す」に対しては「なぜ1番になりたいと思うの?」と返します。
そして「1番」と返し洞察を促すと思います。
〇〇君と同じような想いでいる新中学一年生は、結構いるのではないかと思います。
人生の目標は受験ではないですよ。
東大に入ることが最終目標じゃないはずですよ。
私のピアノ指導の目的は、自立して生きていける人間を育てることです。
私のピアノ指導の目標は、夢を持ち夢を叶える力を育てることです。
まずは自分の幸せになるために夢を叶えて欲しいと思います。
自分の夢を叶えることができたら、世の中の人々を幸せにすることを考えられるようになって欲しいと思います。
そして、幸せを分かち合える人に育って欲しいと思います。
だって、自分だけ幸せになるって、よ〜く考えたら有り得ないということがわかると思います。
例えば、ピアノコンクールで良い結果を出せた時に喜びや幸せを感じるのは、一緒に喜んでくれる人がいるからです。
人間は、本能として「誰かを幸せにしたい、分かち合いたい」という心を持っていると思います。
生徒さんを見守りレッスンを行っていきたいと思います。
お子さんのことで不安なことがありましたら、お気軽にご相談くださいね。
特に新入生は、ゴールデンウィーク明けと夏休み明けを乗り切るまでは注意をしましょう。
自殺者が増える時期でもありますから。
子どもにも大人にも、ピアノ教室が心のオアシス的な役目を担うことが出来ればとも考えております。
本来、私たちにとって、音楽は安らぎであり、慰めであり、救いであり、そして喜びであり、楽しみなのです。
音楽は、人間の心と身体を健康にしてくれるものなのです。
結城美帆子ピアノ教室では、レッスン生を募集しております。
レッスンを希望される方は、お気軽に体験レッスンにお越しください。