ピアノを習う目的別レッスン

ピアノを習う目的別レッスン

①ピアノが弾けるようになりたい方

②ピアノが上手く弾けるようになりたい方

③コンクールに参加して良い結果を得たい方

ピアノを楽しみたいと言うのは共通していますね。

これまでは、全ての生徒さんに対して、コンクールに参加されない生徒さんに対しても、同じレッスンを行っておりましたが、この年齢になって間違っていたことに気がつきました。

ピアノが弾けるようになりたい方と、ピアノが上手く弾けるようになりたい方と、コンクールに参加して入賞したい方では、レッスンに対してのモチベーションが同じではないことに気がつきました。

勝手な想像ですが、障害がある方は、私が求めているものとの隔たりがもっと合ったのかもしれないと思いました。

私は、いつでも何でも一生懸命になってしまうので、合わない人もいたでしょうね。

ピアノが弾けるようになれば良いと言う方は、お家で全く練習をしなくても弾けるようになるレッスンを行っておりますので、お家で全く練習をしなくても確実に弾けるようになりますが、上手く弾けるようになりたい方は、お家での復習が必要です。

コンクールに参加して入賞したい方は、お家でそれなりの練習が必要です。

なぜ、ピアノを習いたいのか?

ピアノを習う目的は何なのか?

指導者は、上手く弾けるように教えることが当たり前と思っているのではないかと思いますが、素人さんは、ピアノが上手く弾けることがどう言うことかわかっていないと思うので、これも当たり前と思いますが、ピアノが弾けるようになりたいと思うだけで、上手く弾けるようになりたいとは思わないような気がします。

大人になってからピアノを始めた友人に、「なぜピアノを始めたの?」と質問したら「楽しいからだよ」と言いました。

私は、生涯にわたりピアノを音楽を楽しめる指導を行っております。

最初は、ピアノを始める時は「ピアノが弾けるようになりたい」と思っていただければ良いと思います。

レッスンを受けて、ピアノが弾けるようになってきたら「上手く弾けるようになりたい」と思って頂けたら、指導者として嬉しいです。

指導者の最初の指導目標は、「ピアノが弾けるようになりたい」とおっしゃってお始めになられた生徒さんに、まずは「ピアノって楽しい」と思ってもらうことです。

「楽しい」って思っていただけたら、次の目標は、「上手く弾けるようになりたい」と思っていただけるようにレッスンすることです。

「上手く弾けるようになりたい」と思っていただけたら、次は、「もっと上手くなりたい」と思っていただけるようにレッスンすることが指導目標です。

「もっと上手くなりたい」と思っていただけたら、次は、「コンクールに参加して力を試してみたい」と思っていただけたら最高です。

その時は、全力で応援させていただきます。

こんな流れが理想です。

ピアノは、上手くなればなるほど楽しさが増しますから。