ピアノとソルフェージュ

ピアノとソルフェージュ

久しぶりに呉暁先生のリズムとソルフェージュを全曲見直しました。

4歳のリズムとソルフェージュから全て通したのは初めてでしたが、コーリューブンゲンよりもわかりやすく力が付くと思いました。

全部で6冊ありますが、6冊全部を10歳〜12歳までしっかり学ぶと、ソルフェージュ力が養われ、初見演奏が得意な人に育つと思いました。

本来、音楽は歌うことから始めるのですが、ここ数年自閉症の生徒さんが多かったので、ソルフェージュの指導が疎かになっていました。

なぜか理由はわからないのですが、全てではないと思うのですが、自閉症の子供は音程がとれないのです。

俗に言う「音痴」です。

一本調子で音の高低をつけて歌うことができない生徒がほとんどでした。

想像ですがこの自閉症は脳の障害と言われるので、音の高低を司る脳に部分に何らかの問題があるのではないかと思います。

正しいピッチで声を出すことはできませんが、ピアノで弾いた音が何の音かはわかるようになりました。

知り合いの精神病理学が専門の精神科の医師に相談したことがありますが、音痴は脳の問題か発声機能のどちらかだと言われました。

階名で歌わなければ音痴ではないので、発声期間の問題ではなく、脳の問題だと思いました。

認知症を発症すると、正しい音程で歌えなくなるのではないかと思います。

新曲視唱と言って、初めて見る楽譜をピアノで音を弾かないで自分の頭だけで歌えるかどうかです。

新曲視唱ができるようになると、頭の中で音楽をつくることができますので、ピアノもピアノを弾かなくてもどんな曲なのか頭でわかるようになるので、練習をしなくても弾けるようになるのです。

初見演奏と言ったりもします。

ソルフェージュを学ぶと初見演奏が得意になりますから、練習をしなくても弾けるようになるのです。

ソルフェージュの3つの大切な柱は、「リズム・音感・読譜」で、「歌う・聴く・読む・わかる・弾く」が5つの要素です。

ピアノは、耳と頭を使って、「よく聴いて、わかって弾く」ことが重要です。

ピアノは、「耳と頭と手」を結びつけて弾きます。

ソルフェージュ力を高めれば、耳と頭が養われますから、練習をしなくても初見で弾けるようになります。

なるべくだったら、練習をしなくても上手く弾けるようになった方がいいですものね。

練習しないで最短で弾けるようになった方がいいですものね。

その為には、ソルフェージュです。

これからのご入会者には、ソルフェージュからレッスンをさせて頂きたいと思います。

ソルフェージュは、宿題はありませんから、ピアノをお持ちでなくても始められます。

ソルフェージュ力があれば、家で練習しなくてもどんどん弾けちゃいます。

3歳半〜年長さん募集中です。