おはようございます。
風邪が流行っているようですね。
昨日は、風邪で一人の生徒さんがレッスンをお休みされました。
子供たちは、集団の中で生活をしていますから、感染から身を守るのは難しいでしょうね。
いかに自己免疫を上げておくかですかね。
私は、いつもの感染症対策にプラスして、寝る1時間前くらいにレモンを絞ってハチミツを入れレモネードを飲むようにしています。
以前に一度尿管結石を経験したことがあるので、寝る前のレモン水は尿管結石の予防にもなると言われて始めました。
さてさて、ピアノですが、ピアノは楽しむもので、人生を豊かにするために習うものだと思うのです。
音楽療法は、療法ですから、作業療法とか理学療法とか言語聴覚療法とかと同じでリハビリだと思うのです。
発達障害の子供に、音楽療法を自費診療で行っているクリニックもあります。
本来、療法は、医師の指示が必要なはずなのですが、想像ですが、音楽療法士は、作業療法や理学療法とか言語聴覚療法とかのように国家資格ではないからではないかと思います。
リハビリは、決して楽しいものではないです。
リハビリの目的は、本人のためと言うより介護者のためのように思います。
発達障害専門のクリニックで行っている音楽療法は、グループでのリトミックです。
ピアノ教室でも、一般の子供に向けてリトミックが行われているようですが、リトミックはイタリアの小児精神科の医師が始めた治療法です。
私は、障害がある子供にもピアノを教えておりましたので、障害があるお子さんにはリトミックを取り入れたレッスンも行っておりましたが、純粋にピアノの楽しさを伝えたいと思い、リトミックや音楽療法という言葉を使ってのレッスンはやめました。
私が、このように思うのは、知り合いの医師に頼まれて福祉施設やクリニックでリハビリとしてリトミックの指導を行っていた経験があるからだと思います。
音楽は、人間の心を豊かにしてくれるもので、人生を豊かにしてくれるものです。
リハビリは、苦しいですが、音楽で苦しんじゃいけないです。
障害がある人全てを教えないということではなく、健常者と言われる人も障害がある方も、心からピアノを楽しみ音楽を楽しみたい方に、ピアノをお教えしたいと思います。
楽譜を読めるようにしたり、リズムや拍子など音楽を学ぶ基礎はピアノで学びますから、音楽を楽しむ土台作りをして差し上げたいと思います。
幼児期〜10歳くらいに音楽を学ぶ土台を作っておくと、合唱団に入って合唱を楽しみ歌のお仲間ができたり、中学高校で吹奏楽部に入りたいと思った時も楽譜が自由に読めれば楽器を覚えるのも早いです。
幼児児童期に音楽の土台を作っておくことで、人と繋がることができます。
持って生まれた素質は全てが同じではないので、どんなに努力をしても全国レベルのピアノコンクールで金賞を取るのは難しい人もおりますが、ピアノを楽しみ、それぞれに伸びていけるようにご指導させていただいております。
ピアノは、泣きながら練習をするものじゃありません。
これまで、ピティナピアノコンペティションで年中さんで2名の生徒さんを全国大会入賞者記念コンサートに出場させましたが、この2名の生徒さんはレッスン中に一度も涙をこぼすようなことはありませんでした。
F級まで毎回予選を通過し本戦に出場していた生徒さんも、レッスン中に一度も涙をこぼすようなことはありませんでした。
時々涙がこぼれる生徒さんは、予選を通過するのが大変な生徒さんです。
素質的にはさほど変わりはないので、精神力の違いかなーと思います。
先日バッハコンクールを受けて予選落ちした生徒さんが、もう一回のチャンスにかけ、昨日2時間レッスンを行ったのですが、涙がこぼれることはありませんでした。
どれだけ本気で頑張ろうとしているかですね。
本気で頑張ろうとしている時は、涙なんて流している暇がないのでしょう。
人間は、失敗から成長するのです。
下手くそなピアノよりは、上手く弾けた方が楽しいです。
最後までお読み頂き有難うございました。
今日が皆様にとって素敵な一日になりますように!