ピアノが上手く弾けるようになるには、
毎日ピアノを弾くことが必要ですが、
毎日ピアノを弾くことを「練習」と思うか?
ピアノを弾くのが楽しいから幸せに感じるから弾くのか?
どちらでしょうか?
私は、ピアノが弾けることが幸せに感じました、弾きたい曲がどんどん弾けるようになることが嬉しかったですし、先生から教則本にマルをつけてもらえるのがとっても嬉しくて、毎日ピアノを弾いておりました。
いまだに、ピアノを練習するという感覚は無いのです。
ピアノの先生から、練習ということを言われたことは一度もありませんでしたし、親からも「練習しなさい」とは一度も言われたことがなく、むしろ「いつまで弾いてんの、もう寝なさい」とは言われておりました。
私は、ピティナに入会して10年になり、ピティナピアノコンペティションへは幼児から参加をさせ、それなりに結果も出してきましたが、「コンクールは他者と争うことではなく、自分が成長する為に参加するもの」と生徒さんと親御さんには申し上げておりますが、実際には、コンクールは競争です。
人間の成長に大切な時期に、ピアノにたくさんの時間を費やしてしまうことに疑問を感じております。
幼児期は、遊びの中から、色々な発見をし、経験をして成長します。
コンペティションで良い結果を出す為には、コンペティションで評価される演奏が出来る指導をする必要があります。
幼児期は、「ピアノって楽しい」と思ってもらえることが大事なのではないかと思います。
「ピアノって楽しい」と思ってもらえたら、聴いてもらう喜びを味わってもらいたいと思います。
そして、人前で演奏する喜びを感じて頂けるように導くこと。
人前で演奏する喜びが、コンペティションへ出場する喜びになってくれたらいいなーと思います。
私の時代は、子供向けのコンクールはありませんでしたので、コンクールに出場したことはありませんが、人前で演奏してみんなに聴いてもらえるのは嬉しかったです。
お教室の発表会の他に、茨城県下児童生徒音楽発表会にも参加しておりました。
茨城県下児童生徒音楽発表会は、茨城県立水戸第三高等学校音楽科の初代主任教諭の小方弘先生が、「子供たちに発表の場を」と始められたと聞いております。
全員の発表が終わると、出場者一人一人に小方弘先生が講評をしてくださったのですが、これが一つの楽しみでもありました。
学校の音楽会でも、独奏をさせていただけたりすると嬉しかったです。
ピアノを楽しめる環境にあったということなのかもしれませんね。
私の親と先生が、私がピアノを楽しむことが出来る環境を整え導いてくださったということなのでしょうね。
今更ながら、感謝です。
ピアノを楽しみましょう!
皆さんが、ピアノを楽しめるようにサポートをさせて頂きます。