ピアノの弾き方だけを教えても、コンクールで予選通過は難しいです。
バッハコンクールを受けてきた生徒さんの寸評を読むと、まず生徒本人がきちんとアナリーゼをしていないとダメということがわかりました。
それと、ソルフェージュ力も必要みたいです。
趣味の生徒さんでも、しっかりと基礎を学び身につけることが必要と思いました。
インベンションは、難しいです。
左右の手が均等に動かないと上手く弾けません。
テーマを歌えないと上手く弾けません。
正しい音程で視唱をできるようにするには、ソルフェージュ力をつけることが必要です。
私は、小学5年生の時に音楽高校受験を決めましたので、小学5年生からソルフェージュのレッスンも受けておりました。
ソルフェージュ力がつくと、ピアノで音を出さなくても楽譜をみると音が聴こえてくるのです。
私の子供の頃は、ポリフォニーの曲はインベンションが初めてでしたので、すごく難しかった覚えがありますが、現在は、小さい子供向けのポリフォニーの曲集もたくさん出版されているので、導入期から学ばせると良いのかもしれません。
今日バッハコンクールを受けてきた生徒さんは、来週水戸でもう一回チャンスがあるので、1週間頑張りましょう。
一回しか受けられないコンクールは、怖いです。
2回チャンスがあると、少しホッとします。
自分にファイトです。