ソルフェージュとは、音楽を学ぶ上で大切な基礎で、リズム感や拍子感・音感などを育成し、読譜力を養います。
聴音や視唱は、ソルフェージュで行います。
音高音大を受験する場合は、聴音や視唱などソルフェージュの試験があるので、ピアノのレッスン以外にソルフェージュのレッスンも受けます。
ソルフェージュは音楽を学ぶ上での大切な基礎なので、趣味の方でもピアノが上手くなるには学んだ方が良いのです。
以前は、専門に進まれる方も趣味の方も、桐朋音楽大学の「子供のためのソルフェージュ」を使ってレッスンを行っていたのですが、コンクールの課題曲のレッスンになると時間的にソルフェージュのレッスンが出来なくなっておりました。
私は、小学生までは「子供のためのソルフェージュ」を使ってレッスンを受けておりましたが、中学生からは「コーリューブンゲン」と聴音のレッスンを受けておりました。
コーリューブンゲンが歌えるようになると、どんな曲も楽譜を見ただけでピアノで音を弾かなくでも全く練習をしなくても歌えるようになるのです。
ピアノもソルフェージュ力があれば、練習をしなくても楽譜を見てすぐに弾けるのです。
絶対音感が有り楽譜を書くことができれば、頭に浮かんだメロディーを楽譜に書くことができます。
ソルフェージュ力があれば、より音楽を楽しめます。
「メロディーを歌って」と申し上げても、全く歌ってくれない生徒さんもおりますが、歌うことって大切なのです。
歌うことで、間を感じたり、フレーズを感じることができ、心を込めた音楽的な演奏が出来るのです。
歌えないと、表現が乏しい演奏になってしまいます。
歌いましょう。