今日は、ピティナピアノステップがあり、導入1の初ステップの年中さんから最終ステップの展開3を受けた中学3年生まで、5名の生徒さんがそれぞれのステップに参加しました。
継続25回表彰を受けた生徒さんが2名おりました。
継続することはとても大切なことです。
継続することでしか得られないことがありますから。
次は、30回を目指して努力を重ねてください。
中学生になると部活や塾の時間も増えますから小学生の時のような練習時間の確保は難しいと思いますが、レッスンでは初見から指導をしておりますので、レパートリーを増やしていくことは可能です。
音楽は人としての感性を養うものであり、人間が人間の心を健康に保つために必要なものです。
ピアノのレッスンは、頑張ることを覚えたり、集中力や自制心、目標を達成する力も養うことが出来ますが、これらはピアノ以外の習い事でも出来ることです。
ピアノでしか出来ないこと、音楽という芸術でしか養うことが出来ないことは、人としての感性を育てることです。
社会で起きている犯罪は、人としての感性が未熟だからではないでしょうか?
感性とは外からの刺激に対して心が動かされた時に発生する更に上のレベルの感情で、人間が人間であるために必要な心の動きを言います。
獣や他の動物には感性はないので、感性が豊かであるということは「人間らしい心を持っている」ということです。
「美醜や善悪に対する判断即ちモラルの基礎になる心」、美しい自然現象や芸術に出会った時に「ああー、素晴らしいなあー!」「美しいなあー!」と感じることが出来るのは人間が持っている感情です。
即ち感性とは、「道徳・モラル」や「美・即ち芸術」のベースとなる人間として最も大切な心の動きなのです。
ピアノを弾くということは、ピアノを媒体として音楽そのものの美しさや楽しさに出会っていくことであり、ピアノを習うということは、ピアノを弾くことによって人としての感性を養い、人生を心豊かに生きていく力をつけることなのです。