40年ピアノを教えてきて思うこと

40年ピアノを教えてきて思うこと

これまで、様々なたくさんの人たちに、ピアノを教えてきて思うことがあります。

特に気になることは、小学校に入学した時の子どもの学習能力の違いです。

小学1年生に入学した4月5月からレッスンをお始めになられる方が多くいるのですが、ひらがなが書けないお子さんがいたり、ひらがな・カタカナ・英語の読み書きまで出来るお子さんもいます。

私は、自閉症やLD・ADHDなど発達障害のお子さんもたくさん指導経験があり、なるべく「一般的」という概念は持たないようにしているのですが、発達障害が疑われる場合には、なるべく早く専門医の診断を受け、その子に合った学習をされた方が良いと考えています。

私は発達心理学を学んでおり発達障害のお子さんも50名以上の指導経験があるので、専門の知識と経験値から見極めが出来るので、定型発達であろうが発達障害であろうが関係無く、たとえ発達障害かもしれないと思われる生徒さんがいたとしても関係無く、一人ひとりに合わせた指導で、自力で楽譜を読み自力で弾けるようになる指導を行っています。

以前は、「もしかすると発達障害かもしれない」と思える生徒さんがいた場合には、専門医の受診を勧めたこともありましたが、これまで受診をお勧めした生徒さんは100%発達障害の診断を受けており、発達障害の子どもが受けるWISCの検査結果も、ほぼ思った通りの数値でしたので、親御さんから相談を受ければ相談に乗りますが、こちらから受診を促すことは致しておりません。

ピアノを教える上では、定型発達も発達障害も認知能力が普通にある場合以外は関係ありません。

ピアノ演奏は、認知(楽譜を読み)・判断(そのままか?広げるか?寄せるか?潜るか?跨ぐか?)をして・操作(実際に指を動かして演奏します)から、楽譜を読む為に必要な認知能力と演奏する為に必要な身体的能力が必要ですが、障害は特性であり個性と考えております。

結城美帆子ピアノ教室では、老若男女問わず障害の有無も関係無く、ピアノが上手くなりたい想いを叶えるレッスンを全力で行っています。

随時体験レッスンを行っておりますので、当教室の理念と指導方針にご賛同頂けましたら、体験レッスンフォームからお申し込みください。

現在、幼児〜熟年まで初心者の方のみの募集です。