暗譜について

暗譜について

本来、ピアノは暗譜で仕上げるべきところなのですが、初級は楽譜を見て弾くことを重要視しているので、初級は暗譜をさせません。

チェルニー30番からは、本格的なテクニックの勉強になるので、チェルニー30番からは全て暗譜になります。

先程、レッスンを終えてお帰りになった〇〇さんに「教則本の最後の曲は暗譜しましょう」と申し上げましたら、「無理」とおっしゃいましたがやれば出来ますから、頑張ってみましょう。

もう少し、自分に自信が持てるようになると良いと思います。

自信をつける為には、少しづつ目標を達成する経験をすると良いと思います。

一日4小節づつでも構いません。

最初から高い目標を設定すると「無理できない」となってしまいますから、できることから始めましょう。

大丈夫です。

暗譜は、脳を育てるのに良いのです。

ピアノを習うと良いと言われるのは、ピアノは普段から暗譜をするので、暗記力が身につけからです。

ピアノはワーキングメモリーも育まれ、記憶力も育まれると脳科学の先生方がおっしゃいますが、毎日弾くからです。

サバン症候群の人は、瞬間で覚えてしまうようですから、羨ましくも思います。

障害は特性です。