発達障害かもしれないお子様へのピアノレッスンについて

発達障害かもしれないお子様へのピアノレッスンについて

3歳児健診で知的遅れがさほど無ければ、発達障害は見逃されると思います。

私は、30年以上にわたり、発達障害の子供にも多数レッスンを行って参りました。

もちろん、発達障害についても論文を読んだり、研究会に出席したりして、私なりに勉強もし、指導と言う実践も行って参りました。

結論は、発達障害は、脳の機能障害なので、治ると言うことも改善すると言うこともないと言うことです。

発達障害は、脳の特性と考えた方が良いと考えるに至りました。

発達障害でも、知的に遅れが無ければ、導き方によりますが、ピアノは弾けるようになりコンクールで入賞することも可能です。

発達障害の特性を理解し、特性を活かしてレッスンを行えば、コンクールで入賞することは可能です。

発達障害でも、何か一つ得意なもの、「これだったら誰にも負けない」と言えるものがあれば、自分に自信を持つことができ二次障害を防ぐことが出来ます。

ピアノに興味を持ってもらわなければ始まりませんが、ピアノは続けることで「ピアノが得意」と言える人に育ちます。

40年ピアノを続けている自閉症の生徒さんがおりますが、リストやラフマニノフを好んで演奏されています。

この生徒さんは、音符が読めるようになるまで長い時間かかりましたが、10歳を過ぎた頃から読めるようになってきて、そこからの進歩が著しかったです。

現在は、障害者雇用枠でお仕事をしながらピアノを楽しんでおられます。

結城美帆子ピアノ教室では、発達障害かもしれないと思われるお子様も差別無くレッスンを行っております。

ただし、知的に遅れがあるお子さんや、身体に障害があるお子さんの新規でのお引き受けはしておりません。

1から5までの数字と平仮名がある程度読めれば3歳からレッスンは可能です。

まずは体験レッスンを受けてみてください。

入会は自由ですので、お気軽にどうぞ。

一般的なお子さんも、もしかして発達障害かもと言うお子さんも、レッスンには関係無いですし、発達障害の診断の有無もレッスンには関係ないです。

お子様の特性を見極め、一人一人のお子様に合った指導法でピアノが上手くなるレッスンを行います。