生きる力を育てるピアノ教室のブログへようこそ

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昨日のレッスンでの出来事。

レッスン中に雷の音がし始めたのですが、私は気にせずレッスンを続けておりましたら、生徒さんがシクシク泣き出してしまいました。

遮音はしているので、レッスン室ではさほど大きな音ではないのですが(外はすごく大きな雷の音だったと思いますが)、生徒さん、泣くのが激しくなってしまってレッスンピアノが弾ける状態ではなくなり、ママにお電話をしてお迎えに来て頂くことにしました。

やはりレッスンは付き添って頂いた方が良いかもしれないと思いました。

お迎えが来るまで、生徒さんの不安が和らげるように、生徒さんの背中を摩りながらお話をしていましたが、お迎えが来るまでずっと泣き通しでした。

よほど怖いのでしょうね。

お化けも怖いとのことでした。

知らないから怖いと言うこともありますね。

私も知識が無かった子供の頃は怖いものがたくさんありました。

お化けも怖かったですし、死んだ人も怖かったです。

それなりに勉強して知識を得ると、まず、お化けは怖くなくなりました。

死んだ人も子供の頃のように怖いとは思わなくなりましたが、夜中に一人で知らない人の死体の番人をするように言われたら、嫌かもしれません。

私が死んだ人とか、死を恐れるきっかけになったのは、就学前でしたが、母と一緒にどなたかの埋葬に行った時の光景が原因ではないかと思います。

土葬だったので、私の頭には「死んだら埋められてしまう、土をかけられて出られない、苦しい、寂しい、悲しい」、人間が死ぬと言う事を理解できる年齢ではないですから負のイメージだけになってしまいました。

生物や化学・科学、哲学、心理学、生理学などを学び、知識が増えてくると怖さが軽減されていきました。

医師になられる方は、人間のご遺体を使っての解剖実習を経験すると思います。

私は残念ながら経験がないので勝手な想像でしかありませんが、解剖実習の前と後では人間に対しての価値観が変わるのではないでしょうか?

私は、3年弱ですが、障害者施設と老人ホームで働いた経験があるのですが、亡くなる方が多いので、人が死んでも悲しみが湧いてこなくなり、音楽を学ぶ上で感情が鈍麻するのは良くないので、施設で働く事を辞めたのですが、人が死ぬことに抵抗は感じなくなりました。

雷とお化けが嫌いな〇〇ちゃんも、雷の仕組みや、お化けを生み出す人間の心がわかると、怖くなくなると思います。

小さい頃は、お盆になるとご先祖様がご友人を連れて来られると本当に思っていました。

そして、ご仏壇の中に入られていると本当に思っていましたので、朝は、必ずお仏壇にお線香をあげ手を合わせておりました。

死については正しく教えた方がいいと思います。

知識の乏しい子供は、苦しみから逃れる手段として、あの世を想像してしまうかもしれません。

「生きる力」とは、精神力を強くするだけではなく生きる為に必要な知識を得る事も必要ではないかと思います。

ピアノは、努力だけでは上手く弾けるようになりません。

正しい弾き方をマスターすることが重要です。

力を入れて何回も練習したら、練習すればするほど下手くそになります。

火曜日にレッスンにお越しになられた生徒さんは、楽譜を見て弾くことが出来ず、「お家で練習していると同じように今やってみてください」と申し上げてやって頂いて、すぐに楽譜を見ない原因がわかりました。

親御さんが、口で音符を読んで誘導して弾かせておりました。

譜読みが遅いお子さんを思って親心からやったことだと思いますが、間違っています。

出来るように導くのは指導者の仕事です。

お子様が学びやすい環境を整え見守ることが親御さんの役目です。

親御さんは、家で教える必要はありません。

子育ての最終目標は、子供の自立です。

自分の力で稼いで食っていける人間に育てることではないでしょうか?

結城美帆子ピアノ教室で、その為に教えていることは、①挨拶をすること②目標を設定して、目標を達成する為にはどうしたら良いかを考えさせ実行できるように導き、目標を達成できる力を育てることです。

そうすることで、ピアノが上手くなり生きる力も育てることができます。

自分で目標を設定することが大事です。

結城美帆子ピアノ教室の指導理念や考え方にご賛同頂ける方は、まずは体験レッスンにお越しください。

一般的な年少さんで、ブルグミュラーコンクールに参加でき優秀賞・奨励賞などを受賞しております。

ピティナピアノコンペティションにおいては、これまで年中さんで女の子と男の子の2名の生徒さんが全国入賞者記念コンサートに出場を果たしており、4月2日〜8月生まれの3歳さん歓迎です。