全国学力テストとピアノレッスン

全国学力テストとピアノレッスン

昨日、全国学力テストの結果が発表されました。

茨城県の中学1年生の英語の平均正答率は45%で全国平均を下回っていました。

数学は51%、算数は61%、小学生の国語は67%、中学生の国語は71%で、全国平均を上回っていたのは、中学生の国語だけでした。

時々、生徒さんに学校のテストの結果を聞くのですが、皆さん良い点数なので、茨城県の小中学校の学力がこんなに低下しているとは知りませんでした。

勝手な想像ですが、出来る子供と出来ない子供の差が広がっているのではないでしょうか?

ピティナピアノコンペティションに置き換えて考えたら、コンペティションは10点満点で最低7点を取らないと地区予選入選も出来ませんので、そこから考えたら、課題とされていることがほとんど出来ていないということです。

コンペティションで検定があった時は、7点以下は不合格でした。

出来る人がこの国を支えていけば良いと考えるのか?全体的に底上げを考えるのか?

私は、義務教育は生きて行く為に最低必要なことを学ぶところと考えておりましたが、茨城県としての中高一貫教育が始まってからは、教育の目標が変わってきたように感じております。

親がよほどの信念を持って子育てをしないとダメかもしれませんね。

3歳で1〜5までの数字と平仮名が読めるお子さんもいれば、数字も平仮名も全く読めないお子さんもいます。

年中さんになれば、ほとんどのお子さんは1〜5までの数字と平仮名の読み書きが出来ますが、中には年長さんになっても出来ないお子さんもおります。

親御さんの中には、小学校に入ってから教わるから家で教える必要は無いとお考えの方もいるようですが、子供の学びの意欲を育てるには、就学前に他者より優れているものがあると良いと言われています。

私はピアノの指導者ですから、就学前にピアノが得意と言えるお子さんに育てたいと思っています。

一つでも得意なものがあると、自分に自信が持てます。

なんのかんの言っても、世の中競争です。

競争に負けたら選ばれないのです。

議員さんだって、選挙という競争で勝ち選ばれなかったらただの人になってしまいます。

コンクールは他者と争うものではないとおっしゃる方がおりますが、コンクールは1位〜ビリまで順位がつきますから、相対評価で、競争です。

ピティナピアノコンペティションも、ビリまでは公に発表になりませんが、実施している本部事務局では、誰が一番点数が低かったか?一番点数が低かった人の指導者は誰か?把握しているはずです。

自分で言っていてゾッとします。

お勉強でもピアノでも、最低でも85%の出来と理解は欲しいですね。

85以下だと、理解できているとは言えないと思います。

生徒さんをコンクールに参加させて思うのは、85点には基礎力と言う壁があるように思います。

音楽の基礎がきちんとできている生徒さんは85点以上の点数をつけてもらえますが、リズム感や拍子感・脱力が出来ていないと生徒さんは、83点止まりのように思います。

運が味方になってくれるのは、やるべきことをやっている人にです。

たとえ趣味でピアノを習う方であっても、将来を考えれば、面倒と思わず妥協せず基礎をしっかり身につけてあげることが生徒さんの将来の幸せにつながります。

大人はともあれ、子供は諦めず頑張りましょう!

土台をしっかり作ってあげないと、しっかりした家は立ちません。

学びの基礎は「読み書き計算」です。

ピアノを学ぶにも「読み書き計算」は絶対必要なのです。

音符を読み楽譜を読み、書いて覚えて、音符の計算もあります。

音楽は割り算が出来ないと出来ませんから、掛け算が出来ないとダメですし、足し算と引き算も必要です。

割り算とは、全音符の二分の一が二分音符、二分音符の二分の一が四分音符、四分音符の二分の一が八分音符、、、、、、、となっているからです。

足し算で音符を教えていくと、詳細は省きますが、理解につまずく時がきます。

三連符や五連符が出てくると足し算では理解できないと思います。

基礎をしっかり学びたい方、体験レッスンを受けてみませんか?

入会は自由です。

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