プロフェッショナルなピアノ指導者とは

プロフェッショナルなピアノ指導者とは

趣味でピアノを教えているのではなく報酬を得てピアノを教えている人、ピアノを教えることを生業としている人のこと。

ピアノの指導者は、指導に対して報酬を得るわけです。

指導とは文字通り行くべき道を指し示し導くことです。

指導者の役割とは、「生徒自身によるプランニング→決定→遂行→確認→実行→評価→自己管理」の全ての行動に対してコンサルタントすることです。

プランニングをする前に、生徒さん自身による具体的かつ明確な目標を持たせることが必要です。

何を目標にしたら良いかもコンサルティングします。

目標が定ったら、プランニング→決定→確認→実行→評価→自己管理、目標達成を目指します。

目標が達成出来るように導くのも指導者の役目です。

ピアノの経験が初めての方の場合は、ピアノのレッスンと言うものがどう言うものかわからないと思いますし、どのように進んで行くのかも想像すら出来ないと思いますから、レッスンが軌道に乗るまで(ある程度音符が読めるようになり、ある程度楽譜を理解し、楽譜を見ながら自力で弾けるようになるまで)は、指導者の責任と考えております。

なので、結城美帆子ピアノ教室では、ピアノのレッスンを初めて受ける初心者の方に限りますが、入会後3ヶ月が経っても、音符を読み楽譜を見ながら弾けるようにならなかったり、進歩が無かった場合には、指導者の責任としてレッスン料を全額返金しております。

音高音大受験生に対しても、第一志望校に合格させることが出来なかった場合は、レッスン料を全額返金するつもりでレッスンをお引き受けしておりましたが、これまでのところは運が良かったのかもしれませんが落ちた生徒さんはゼロです。

プロフェッショナルには、報酬に見合った責任と言うものがあると思っています。

楽しいだけのピアノレッスンと、コンクールで目標が達成出来るレッスンの価値は違うと思いますので、金額も違うと思います。

コンクールに参加される生徒さんや音高音大受験生は、人生がかかっていると言っても過言ではないですから、命懸けの指導になります。

私は、いつでもどんな時でも真剣なので、「続くかどうかわからないけど子供がやりたいと言うので、無料で体験レッスンが出来るなら損はしないしやらせてみようと思って」と言う方は、考え方が合いませんのでお断りさせて頂きます。

レッスンをお引き受けするからには、責任を持って必ず上手く弾けるようにします。

上手く弾けるように出来なかった場合は、責任が果たせなかったとしてレッスン料を全額返金します。

他の教室から移って来られる方の中には、2年も3年もレッスンを受けていたのに、全く音符が読めなかったり、楽譜を見ながら弾けない方もおりました。

ピアノが本気で上手くなりたい方、お気軽に体験レッスンにお申し込みください。

ここからは余談です。

私は体調管理を目的として、毎月血液検査を受けに行っております。

かかりつけ医に勧められる検査を受けていれば、もし何らかの病気に罹患しても早めの対処ができると思って、20年以上続けています。

ただ、採血で3回もひどい時は5回も刺されるのが悩みです。

なぜこんなにも採血が下手くそな看護師が増えたのでしょうか?

採血が出来なかったら看護師の仕事なんてできないと思うのですが?

と、先生に申し上げましたら、「そんなこと言ったらみんな辞めちゃいますよ」ですって、、、、、???

胃カメラと大腸カメラの検査を受けているクリニックの看護師さんは変わらないですが、同じ話をそのクリニックの先生にも申し上げましたら、「うちも泣いた子もいるよ、でもたくさん払っているから辞めないんだよ」と。

このクリニックは、胃カメラと大腸カメラの検査の時に静脈注射で麻酔をするのですが、失敗は無いです。

この先生曰く「失敗したらいけないんだよ、失敗したら命に関わるだろ」

その通りだと思います。

医者や看護師は命を預かっている仕事なのですから、失敗は許させないはずです。

とは言え、人間に絶対は無いですからミスをする時もあると思いますが、医者や看護師は患者に不安を与えることは避けるべきです。

たとえ失敗をしてもです。

患者さんを幸せにする為であれば嘘も許されると思います。

ピアノの指導者の失敗とは、生徒さんが自分で楽譜を読み自力で弾けるようにならなかった時ではないでしょうか?生徒さんになんの問題もない場合においてですが。