「ピーターラビットと学ぶはじめてのピアノ教本」

「ピーターラビットと学ぶはじめてのピアノ教本」

昨日、北村智恵先生のピアノメソッド「ピーターラビットと学ぶはじめてのピアノ教本」が届きました。

全日本ピアノ指導者協会(通称ピティナ)に入会して10年ちょっとになり、バステインメソッドを使ってレッスンを行ったり、ピティナピアノステップやコンペティション、提携コンクールにも生徒さんを参加させてきましたが、色々な疑問が湧いてきて指導法に悩みを抱えておりました。

コンクールで得られることもたくさんありますが、ピアノは楽しむものであって努力を強いるものでも無ければ頑張るものでもないと思うのです。

コンクールで良い結果を出そうと思ったら、特に四期の課題曲をこなさなければならないピティナピアノコンペティションにおいては、相当練習しなければならないので、ピアノ以外に習い事をしている人は、練習時間の確保が難しいのではないかと思います。

幼児期からピアノオンリーの生活で良いのだろうかと言う疑問が湧きました。

年中さんで、ピティナピアノコンペティションで地区本選を一位で通過し全国大会(幼児は入賞者記念コンサート)に出場できた〇〇さんは、毎日2時間のレッスンを行っていました。

親御さんのご負担を考えて、レッスン料は半額程度にしましたが、一人の生徒にそこまでやる価値があったと疑問が湧きました。

幼児期は、色々な経験をさせ豊かな感性を育てる大切な時期です。

本人の気持ちを無視して、指導者と同じように弾けることを要求するレッスンが(コンクールで良い結果を出すためにはコンクールで良い結果が出せる演奏をしないとダメなので)、子供に将来にとって良い指導なのか疑問が湧きました。

努力することは、ピアノ以外でも学べます。

私は、ピアノは頑張らなくていいですから怠けないで欲しいと思います。

ピアノが上手く弾けるようになるためには、毎日の練習が必要です。

ピアノの練習を、ご飯を食べるのと同じに生活の一部にしましょう。

ご飯を食べるのに頑張ったりはしないでしょう!

昨日届いた「ピーターラビットと学ぶはじめてのピアノ教本」は、少ない譜読みで課題を多くが特徴の教本なので、頑張らなくても怠けなければ楽しく上達できるメソッドです。

導入期から、楽典の知識と演奏の技術と同時に、音楽の本質(音で何かを表現する事)が学べるようになっている教本です。

今までの教本とは全く違います。

子どもたちのイマジネーションや思考力、聴く力、音楽性を高め、演奏力が鍛えられる教本です。

一巻から三巻まであり、三巻が終了すると ブルグミュラー25番にスムーズに入れます。

楽しいレッスンで上達したい方に向いている教本です。

結城美帆子ピアノ教室では、生徒さんの50年後を見据えたレッスンを行っております。

人生100年時代を、ピアノを生涯の友とし音楽と共に幸多き心豊かな人生を送ることができるようにわかりやすく楽しく確実に上達できるレッスンを行っております。

愛と音楽で、幸せの輪を繋ぎましょう!

最後までお読みいただき有難うございました。

今日も素敵な一日になりますように!