経験上、4歳を過ぎれば3ヶ月程度でピアノを弾くのに必要な音符は読めるようになるのですが、時々なかなか読めるようにならない幼児さんがおります。
原因は、大きく分けて2つ考えられます。
一つは発達に問題がある場合、もう一つは目に問題がある場合です。
年少さんの時からレッスンにお越しになられている年中さんの〇〇ちゃんは、音符が読めないのではなく、視力に問題があるのではないだろうかと思っていたのですが、思っていた通り弱視でした。
小さい子どもは、「見えない」とか「見える」ということがわからないので、発見が難しいので、子どもを診ることが出来る専門の眼科医を受診することが大切です。
発達障害の診断を受けている人の中には、脳の検査をしたら蜘蛛膜嚢胞だったという生徒さんがおり、手術をしたのですが、成長期を過ぎてからの発見で手術でしたので、お医者様からは「もっと早く気付いて手術をしていれば良かった」と言われたそうです。
小さい子どもは自分の症状をうまく伝えることが出来ませんから、何か変だなと思う時は、大人がよく観察して専門のお医者様に相談されることをお勧めします。
最後までお読み頂き有難うございました。
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