今年は元旦から悲しいことが続いて胸が痛みます。
羽田空港の事故では、人間は助かったようですが、荷物室のペットは亡くなったとのこと、もし自分の愛犬が同じことになると想像すると、悲しく胸が苦しくなります。
自然災害は怒りをぶつける相手がいないから、苦しいなんてもんじゃないと思います。
エネルギーがゼロになってしまうとどうにもならなくなりますが、少し残っている時は、音楽が心に平穏を与えてくれます。
自分からピアノを弾きたい気持ちにはなれませんが、生徒さんがレッスンに来てくれてレッスンを始めると元気になれます。
これが音楽の効果なのかなーと思います。
音楽は、誰かと音楽をすることで心を平穏にしてくれるのかもしれませんね。
お身内を亡くされて悲しくてピアノなんか弾く気になれないと思うかもしれませんが、悲しみに打ちひしがれているときこそ、ピアノのレッスンを受けて人と繋がって欲しいと思います。
孤独になることが、心の健康に一番よくないです。
ピアノのレッスンは、技術を向上させるだけが目的ではないです。
ピアノのレッスンは、心を育み人間の心を保つ為にも必要なものです。
音楽の本質とは、音で表現することです。
ピアノを弾いて、辛い心を表現しましょう。
レッスンでは、指導者は生徒さんのピアノを聴いて生徒さんの想いを受け止めます。
指導者も被災している場合は、生徒さんも指導者も共に分かち合うことができお互いに心が癒されると思います。
可能な限り、ピアノのレッスンを継続して欲しいと思います。
ピアノは、聴いてもらうことに意義があるのです。
ピアノは、聴いてもらうことで、人と繋がることができるのです。
人との繋がり、これこそがピアノを習う醍醐味なのではないでしょうか?