適齢適期ピアノレッスン

適齢適期ピアノレッスン

適期教育とは「ある能力が最も延びる時に、その能力を彼等に最も適したやり方で教育してあげる」ことを言います。

幼児期には「音楽的感覚の育成」と「聞いて→模倣して覚えて→行動する学習方法」が適期教育です。

児童期は、先ず筋肉の運動能力が伸び、指の骨や筋肉もやっと発達して来ます。

例えば手首には、手根骨と呼ばれる骨があり、幼児期にはレントゲンに写りませんが、児童期になると大人と同じようにレントゲンに写るようになり、手首がしっかりして来たことが確認できます。

指の関節も発達しますから、この時期にはピアノの弾き方をしっかり身につけて置く必要があるのです。

しっかりしたタッチ、自分の思い通りに動かせる指の能力はこの時期に身につきます。

手根骨が未発達の幼児に手の形を教えても無理があると思います。

私は、幼児は手の形とか弾き方の指導はしませんが、成長と共にピアノを弾く形が出来て来ます。

手根骨が成長したら、どんどん弾きましょう。

小学生でもショパンのエチュードが弾けます。