趣味のピアノと専門コースへ進みたい方のピアノの違いとは?

趣味のピアノと専門コースへ進みたい方のピアノの違いとは?

ご訪問有難うございます。

幼児〜熟年の方まで本気でピアノが上手くなりたい想いを叶えるレッスンを行っているつくば市のピアノ教室です。

今日は、趣味のピアノと音高音大などへ進みたい方のピアノの違いについて書きたいと思います。

趣味の人のピアノと専門の人のピアノの違いはどこかと言うと、かける時間の違いだと思います。

専門の人は、演奏会や、学生の場合だったらコンクールや試験の為に短時間でノロノロせず準備をしなければなりませんが、趣味の人は、専門の人が1週間でやることを1ヶ月かけても良いと思います。

趣味の人も専門の人も、かかる時間に違いはあってもピアノが上手くなりたいのであれば、やるべきことは同じです。

まずは、楽しくお稽古しましょう!

その代わりキチッと弾きましょう。

ピアノが上手いとか下手とかが大事ではなく、自分で何か探して、音で何か言えるようになって欲しいと思います。

ピアノは、自分の想いを音で表現することです。

ホロビッツやリヒテルなどは、晩年になるにつれ華と愛に満ちた演奏になっていったように思います。

ホロビッツは、80歳を過ぎて日本で演奏した時の演奏は凄かったです。

ホロビッツのピアノ奏法は、指を伸ばしたまま弾くのが特徴でしたが、ピアニッシモからフォルテッシモのダイナミックは凄かったです。

日本のピアノ教育では、指を伸ばして弾く弾き方ではなく、手はまーるくして指は曲げて弾く弾き方が一般的でしたが、ピアノの奏法に絶対はないのです。

自分で出したい音が出せること、自分でどういう音を出したいのかを追究して、どうしたら自分で出したい音が出せるかを考えて演奏できることが大切なのです。

コンクールで、審査員は、ずっと手を観て聴いているわけではないですし、指使いが楽譜に書かれているのと違っていても審査員は見ていませんから指使いの違いを指摘させることはないです。

コンクールは、いかに響きの良い表現力がある演奏が出来ているかどうかです。

「楽譜に書いてある通りに正しく弾きました」では、素敵な演奏とは言えないのです。

楽譜から作曲家の想いを想像し読み解き演奏をさせて頂くのです。

趣味の人も専門コースへ進まれる方も、コンクールへ出場する時は同じです。

決められた課題曲を決められた時間内に仕上げることです。

どれだけ深く追究出来るかです。

最後までお読み頂き有難うございました。

今日も素敵な一日になりますように!