こんなことを書くとお叱りを受けるかもしれませんが、私が自閉スペクトラム症の子供にもピアノを教えている理由は、自閉スペクトラム症の人を犯罪者にしない為、親御さんの幸せと社会の秩序を守る為かもしれません。
自閉スペクトラム症の人は、コミュニケーションが苦手です。
自分の思いを相手にうまく伝えることも苦手です。
そんな時、暴力という手段に出てしまう時もあります。
また、その暴力を自分に向けてしまう時もあります。
感情のコントロールが苦手なのです。
ピアノが弾けるようになれば、ピアノで気を紛らわすこともできます。
ピアノがそれなりにレベルアップしていけば、ピアノのお仲間ができます。
ピアノで人と繋がることができるのです。
ピアノは、コミニケーションのツールにもなります。
ピアノで感情をコントロールしたり、心を落ち着かせることは、一般の人も行っています。
私は、イライラが鎮まらない時は、ひたすらピアノを弾き続けます。
そうすると、不思議と心が落ち着いてくるのです。
日本では考えられないことですが、オランダには「安楽死専門センター」という機関があり、2021年に自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)の当時21歳のデニーセさんが安楽死でお亡くなりになりました。
本人の希望による安楽死でした。
みんなが幸せに暮らせる社会の実現のために、自閉スペクトラム症の子供にもピアノを教えております。
私は、オランダの安楽死は受け入れられない。
人間は、誰でも幸せになる為に生まれてきたと思います。
けして死ぬ為に生まれてきたのではないと思います。
みんなが尊厳を持って幸せに生きられる社会の実現を目指しましょう。
ショートステイやグループホームの夜勤を一人で行うなんて無理過ぎます。
私は、自閉スペクトラム症の子供にもピアノを教えて30年になりますが、知的に遅れがない自閉スペクトラム症の子供は、多少のサポートは必要かもしれませんが、十分に自立して生きていけると思います。
支援を受ける子どもを少なくし、納税できる子どもを育てた方が、国の為にもなるはずです。
子どもをもっと大切に育てましょう。
ピアノで繋がりましょう。
障害なんて関係ないです。
みんながお互いにできることをやれば良いのです。
支援をする人、支援を受ける人、に分ける必要なんてないです。
自閉スペクトラム症の子供から学ぶこともたくさんあります。
彼らは裏も表も無く純粋で素直な心を持っています。
裏も表も無くストレートなので、彼らの言葉で心が傷つく時もありますが、こちらが心を強くすればなんとかなります。
誰もが生きやすい社会を作りましょう。