発達障害→神経発達症

発達障害→神経発達症

笑顔と幸せをもたらす結城美帆子ピアノ教室のブログへご訪問有難うございます。

身体に障害がある方や、発達障害の方、視覚障害の方、これまで障害者と言われる方々にもピアノを教えてきて、「障害」と言う言葉にずっと違和感を感じておりました。

障害って何なのだろう?

健常者、障害者、と言う言い方にも違和感を感じます。

DSMーⅤからは、発達障害は障害ではなく脳の特性という考えから、「発達障害」は「神経発達症」と呼び方が変更されました。

注意欠如多動障害は、注意欠如多動症、ADHD

学習障害は、学習症、LD

アスペルガー症候群は、自閉スペクトラム症、ASD

知的障害の呼び方の変更はない。

自己愛型人格障害や、妄想性人格障害、人格障害の呼び方はそのまま。

当教室でも、障害という言葉は使わないことにします。

知的障害や人格障害の人は、自分が障害があると言う認識がないと言いますかできませんが、神経発達症の人は、自分の特性を理解し特性を活かすことができます。

ASDの特性が強い生徒は、ロマン派の曲は上手く弾けませんが、バロックは得意のようです。

自閉症のピアニスト、グレン・グルドのバッハは素晴らしいですから、やはり自閉症(ASD)の脳の特性なのでしょう。

当教室では、幼児期から、バロック・古典・ロマン派・近現代の四期を学ぶので、小学四年生くらいになると特性が出てきます。

人間は、色々な特性を持っていると思います。

年齢によって、曲の好みも変わります。

それで良いと思います。

ピアノを楽しんでもらえたら、それで良いと思います。