コンクールで金賞を取らせる演奏を教え続けることが、生涯にわたりピアノを友とし音楽と共に豊かな人生を送るための力を養うことになるのでしょうか?
「目標を持ち、目標に向かって頑張り、目標を達成できる」と言うことは、とても大切で、生きていく上で重要なスキルであると思います。
ピティナピアノコンペティションでは、今年からA1級〜F級まで全てにチャレンジされた方にコンプリート賞が贈られることになりましたが、今年は300少々の方が受賞されましたけど、途中でピアノをおやめになられた方が相当多いのではないでしょうか?
コンペティションの予選のプログラムを見ると、E級F級は極端に少なくなっています。
ピアノの本当の楽しさを味わえるのは、EF級のレベルの曲が弾けるようになってからではないかと思うのですが、もったいないと思います。
以前は、当教室でも受験勉強が忙しくなったのでピアノを辞めますとおっしゃる方もおりましたが、進学校に通われている生徒さんでも続けている人は続けているので、途中でピアノを辞める本当の原因は他にあるのではないかと思います。
初見力が育っていない生徒さんは、続かないような気がします。
初見力とは、初めての楽譜を見たときに、練習をすることなくとりあえず弾ける力です。
練習をせずに弾きたい曲がすぐに弾けたら楽しいと思いませんか?
ピアノを途中で辞めてしまう理由の一つに、「練習が嫌い」と言うことがあるのではないでしょうか?
コンクールで金賞を取らせるレッスンと、生涯ピアノを楽しめるようにするレッスンは、同じではないので、生徒さんをコンクールに参加させるようになってからずっと悩んでおりましたが、昨日の長廻かおる先生のお勉強会に参加させて頂いて、やはり生涯ピアノを楽しめるレッスンを軸に置き、基礎力を養いながらコンクールでも良い結果が出せるレッスンをしたいと思いました。
基礎力を養う為には、ソルフェージュ力を養うことも必要で、ハノンやチェルニーも重要です。
拍子を打てること、拍子を打ちながらリズムを打てること、正しい音程で歌えること、音楽理論(楽典)の理解、が必要です。
ピアノのレッスンとは、ピアノ弾くだけではありません。
ピアノを弾く前にやることがあります。
ソルフェージュや楽典は、音楽高校音楽大学へ進学を希望される方は、絶対に学ばなければならないものなのですが、ピアノが上手く弾けるようになる為には趣味の方方にも必要なことなのです。
結城美帆子ピアノ教室では、基礎力を重視した音楽の本質に添ったピアノレッスンを提供しております。
音楽の本質とは、音で何かを表現すると言うことです。
基礎から学び、練習しなくても直ぐに弾けるようになれるレッスンを希望される方を募集しております。
随時体験レッスンをお受けしております。
初心者は、3回体験レッスンが受けられますので、レッスンの雰囲気やレッスンの成果を実感して頂けます。
入会は自由ですので、お気軽にお申し込みください。