初めてバッハコンクールに参加される生徒さん。
コンクールは順位が出ますから競争といえば競争ですが、ピアノのコンクールは審査員の主観が入りますし、点数にも開きがありますから、コンクールの結果が生徒さんの絶対評価とは思いません。
ピアノという楽器そのものが鍵盤が軽くなっている傾向のように感じますので、時代と共に弾き方も変わっているように思います。
今の傾向がわかるのは、国際コンクールで一位、二位になられた方の演奏を聴くことかなと思います。
私が受験生だった頃は、バッハはペダルは使わないと先生に言われましたが、今は使っても構わないようです。
モーツァルトのソナタも、ダンパーペダルを使ったり、時にはフィンガーペダルの技術を使って演奏します。
ピティナピアノコンペティションでは、バイエルでもフィンガーペダルを使って演奏しているお子さんがいたので驚きました。
私が子供の頃、フィンガーペダルを使って演奏したら、「そこは伸ばさないのよ、楽譜の通りに弾きなさい」と言われたと思います。
私は、基本の弾き方をしっかり教えたいと思っています。
コンクールでは、表現力も問われますが、生徒さんが納得できる範囲で教えたいと思っています。
年齢に応じた指導をしたいと思っています。
成長と共に、「私は、こんな風に弾きたい」という気持ちが出てくるように指導を行なっております。
子供自身が、想いを抱き感じることが大切と思っています。
コンクールに参加する目的は、音楽を深く学び自分自身を成長させる為です。
今度の土曜日に予選を受けに行く〇〇さんは、とても良く学ばれています。
拍子を打ちながら片手で弾く練習は面倒なのですが、頑張っています。
メトロノームに合わせて弾くのも面倒なのですが、頑張っています。
コンクールに参加することで、普段は面倒でスルーしてしまうかもしれないことをある程度は頑張るので、音楽の基礎力が育まれ、技術的にも精神的にも成長します。
また、コンクールは点数と審査員のコメントがいただけるので、自分の演奏を客観的に見るにも役立ちますし、指導者としても今後の指導に役立ちます。
私の指導の目標は、レッスンを引き受けた生徒全員が、ショパンのエチュードやソナタ・バラード、ベートーヴェンのソナタ、ラフマニノフなど上級レベルの曲を弾けるようにして、私の元を巣立たせることです。
ピアノは、レベルが上がれば上がるほど弾ける楽しさが増します。
初級レベルでピアノを辞めてしまうと、ピアノの本当の楽しさを味わうこともなく、練習の辛さだけが残ってしまうと思います。
ピアノがそれなりに弾けると、豊かな人生を送ることができると思います。
ピアノを通して、人との繋がりもできます。
ピアノを一人で弾くのも楽しいと思いますが、連弾や二重奏など、人と繋がるために練習するのも楽しいのではないかと思います。
3人4人のお仲間は、お仲間みんなが楽しく集えるサークルです。
現在、来年の「つくば市民音楽会」にピアノ二重奏で参加に向けてお仲間募集中です。
今のところ、月1回から2回程度集まって練習をしております。
バイエル終了程度の方からソナチネアルバム程度が弾ける方まで募集中です。
お気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただき有難うございました。
今日も希望に満ちた素敵な一日になりますように!