あと少しでバイエルが終わる生徒さん。
昨日は、101番と102番と103番の3曲をレッスンしました。
現在は、導入期から初級の教則本が色々あり、40年の指導経験の中で色々試したりもしましたが、子供〜大人まで、お家での練習時間が短くて最短で次のブルグミュラー25番に進める教則本は、バイエルかメトードロースでしたので、導入期から初級の教則本は、メトードローズまたはバイエルを使ってレッスンを行なっています。
これまで、中学生〜大学生ですが、短期集中レッスンで3ヶ月で終了した方もたくさんおります。
導入期から初級は、自力で楽譜を読み自力で弾けるようになることを目標としてレッスンを行なっておりますが、あと少しでバイエルが終わる〇〇さんは、あと少しで私の第一段階の指導目標が達成できそうです。
バイエルの後半に入ってからは、譜読みの力と弾く力が育ってきました。
バイエルが終わったら、指の強化と表現力をつける指導になります。
指の練習に良く使われる教則本はハノンですが、私はハノンも使いますが、指の強化とリズム練習を伴い脱力も身につけることができる教則本を使っております。
ピアノが上手く弾けるようになる為には、脱力ができることが必要です。
脱力ができないと、響きのある音が出せないのです。
〇〇さんは、一定のテンポを維持して弾く能力が優れていて、表現力がとてもあるお子さんなので、脱力をマスターしてテクニックを向上させれば、ブルグミュラーコンクールでトロフィーをもらうのも夢ではないです。
テンポを維持して演奏するのって、けっこう大変なのです。
結城美帆子ピアノ教室は、ピアニストを育てるピアノ教室ではありませんが、ピアノが本気で上手くなりたい想いを叶えるレッスンを行なっております。
最後までお読みいただき有難うございました。
今日も希望に満ちた素敵な一日になりますように!