確かな演奏技術と「感じる心」=「感性」を育み生きていく力を育てる結城美帆子ピアノ教室のブログへご訪問いただき誠に有難うございます。
今日は、コンクールを受けに行く生徒さんの追加レッスンや、インフルエンザに感染してお休みされた生徒さんの振替レッスンで、朝は時間がなく、今日のブログは夜に書いております。
就学前に生徒さんのレッスンで、一番大切にしているのは、この時期にしか身につけることができない絶対音感をつけてあげること、そして、ピアノを弾くために大切なMP間接から指を動かせるようにすることです。
私がピアノを習い始めた60年前は、ピアノの鍵盤は今のピアノほど軽くなかった為か、ハイフィンガーと言って、指を高く上げて弾く弾き方を教わりましたが、今はハイフィンガーは時代遅れです。
昔は、手を丸くしてとか言われましたが、今はそれも言いません。
昔は、指の頭で弾くと言われましたが、ショパンポジションで弾く場合は、指の頭ではなく指の腹で弾きます。
私は、指の形を強制するような教え方はしませんが、子供たちは自然に良い手の形になります。
小さい子供ほど順応性が高いので、ピアノを与えれば、自然にピアノを弾く手の形ができます。
今日レッスンにお越しになられた年少さんは、MP間接から指を動かしてピアノを弾いておりました。
すごいです。
5歳くらいにならないと手首の手根骨が未熟なので、手の形を教えても支えができないのです。
だって、骨が出来ていないのですから当たり前のことです。
子供の成長を考えて指導をしなければ、手を痛めてしまうこともあります。
今日も、お読みいただき有難うございました。
皆様の健康を心よりお祈り申し上げます。