診断を受けていない発達障害者や精神障害者による防げたであろう痛ましい事件が増えているように感じます。
知的障害が無ければ、発達障害は見過ごされることが多いと思います。
何か問題を起こして発達障害だったと言うことがわかっても遅いです。
逮捕された市川猿之助氏の事件は、彼を診察していた医師にも責任があるのではないでしょうか?
本人自ら精神安定剤や睡眠導入剤の処方を医師に求めた時、処方を求められた医師は患者の話をじっくり聞くべきです。
うつ病を発症していたり統合失調症を発症してしまうと、自分で気づくのが難しくなったりしますが、精神の病の初期症状は睡眠に現れることがしばしばありますので、眠れないとか、反対に朝起きるのが辛いと言うことが1週間程度続いたら、信頼できるかかりつけ医に相談されることをおすすめします。
私は、睡眠導入剤が欲しくなった時は、「疲れているんだな」と思い、薬には手を出さず休むようにしております。
脳に作用する薬は、感情を抑制させるので音楽をやる上では良くないのです。
ピアノを演奏することは、自分を表現する一つの手段ですから、薬で心を抑えてしまったらピアノで自分の心を十分に表現できなくなります。
ピアノを演奏すると言うことは、自分の心を外に出し昇華させる効果もあるのです。
なので、ピアノを演奏すると言うことは、言葉でのコミニケーションが得意で無い自閉症や発達障害の人に心を育てるのにとても良いのです。
ただ、ピアノを演奏する技術の習得には、ある程度の知的能力と感性が必要なので、重度の知的障害がある方は難しいです。
ピアノを演奏すると言うことは、自分の心を表現すると言うことです。
ピアノの演奏だけではなく、絵を描いたり貼り絵をする美術も自分の心を表現することです。
山下清さんの貼り絵は素晴らしいです。
私はピアノの先生ですから、ピアノで生徒さんが自分の心を表現し昇華することが出来るように精一杯お手伝いをさせて頂いております。
心に溜めておくと、うつ病や精神を病んでしまいますから、ピアノを演奏したり話をしたりしましょう。
自分を表現できるものを持っていると、心を健康に保つことが出来ます。
今の日本の精神医療は、薬で鎮静させるか閉鎖病棟に閉じ込めるかのようですから、精神科を受診しても良くはならないような気がします。
精神科医のお世話にならないように、普段からピアノを楽しみ心の健康を保とうじゃありませんか!
ピアノの先生をカウンセラーとしてお使いくださっても良いのですよ。
音楽でみんなが幸せに生きられますように!