日本の若手ピアノ

日本の若手ピアノ

亀井聖矢さん、2001年生まれ、22歳

牛田智大さん、1999年生まれ、24歳

藤田真央さん、1998年生まれ、25歳

角野隼人さん、1995年生まれ、28歳

反田恭平さん、1994年生まれ、29歳

彼らの30年後をみてみたい。

天才と何とかは紙一重と言いますが、皆さん素晴らしい演奏をされ、すっごい努力をされていると思いますが、天才の演奏と努力の演奏は違うように思います。

1981年に、ロンティボー国際ピアノコンペティショで優勝した清水和音さんのデビューリサイタルを聴きに行った時のことです。

何を演奏したのか記憶に残っていないので、あまり良い演奏ではなかったのではないかと思いますが、演奏というより、舞台袖から出てきてピアノの椅子に座ったのですが、客席が静かにならなかったせいか、演奏を始めなかったのです。

弾かずに一旦舞台袖に戻られました。

その後、「静かに聴いてください」みたいなアナウンスがあり、会場が静かになったところで、再び出てきて、演奏が始まりました。

色々な問題があったかと思いますが、このような経験は初めてでしたので、良い印象が残らなかったのかもしれません。

現在の清水和音さんは、デビュー当時とは見た目が随分とおかわりになられたように思います。

個人的な意見ですが、天才肌のピアニストは、指導はしない方が良いと思います。

演奏が向いている人と、指導が向いている人がいると思います。

日本では、なかなか演奏だけで生計を立てるのは難しいので、演奏と指導を並行している人が多いと思いますが、やはり違うと思います。

教えると下手になるように思います。

多分、勝手想像ですが、藤田真央さんは教えるということは生涯ないように思います。

私が興味がある若手ピアノの5人の中で対象が自分に向いているのは藤田真央さんだけのように感じるからです。

モーツァルトの始まりモーツァルトに終わると言われるくらいモーツァルトは難しいのですが、藤田真央さんのモーツァルトは素晴らしいです。