日本のピアノ教育

日本のピアノ教育

日本は、世界一ピアノを習い始める人数が多いけど、途中でピアノを辞めてしまう人数も一番多い国と言われます。

ピアノを心から愛している私としては、とても悲しく思いますが、指導者の責任でもあると思います。

ピアノは、奥が深い習い事で、学びが深くなればなるほどピアノの面白さが実感できるのですが、そこまで精神性を高めることが出来ると、一生学び続けることに喜びを得られるようになるのですが、小学校卒業程度でレッスンをやめてしまったり、初級レベルでレッスンをやめてしまうと、そこまで精神性を高めることが出来ないので、もったいないと思います。

音楽は芸術です。

芸術は、人間の精神(心)に作用するのです。

ピアノ演奏は、脳で楽譜を読み脳で指を動かし演奏するので、脳を活発にしますから、脳の発達を促したり、認知機能を高めたり維持する効果もありますが、それだけでは、作業療法で終わってしまいます。

音楽は作業ではないです。

なので、私は、「音楽療法」という言葉が大嫌いです。

ピアノが上手く弾けるようになるには、まずは認知能力が必要です。

ピアノ演奏に必要となる「指を動かす」「先を読む」「暗記」は、全て脳の働きを高めることにつながります。

ピアノは両手で違う指の働きをするので、これが左右の脳をとても活発に活動させるのです。

ある脳科学者も断言していますが、ピアノを習っている子どもの脳機能が高いことが証明されています。

このように、ピアノを演奏するには、脳機能・認知能力も必要で高めることも可能ということです。

ピアノ演奏を楽しむ為には、ピアノを弾く技術(テクニック)だけあっても満足できる演奏はできません。

音楽の本質とは、音で何かを表現することです。

ピアノを学ぶということは、ピアノの音で表現するということです。

ピアノの本当の楽しさと喜びとは、ピアノを媒介にして自分の感情や思いを表現することで、精神を高め心を豊かにすることです。

思い通りに表現できる為には、技術(テクニック)と表現力を養うことが必要なのです。

その両方をバランス良く育ててあげないと、生徒さんに本当のピアノの楽しさと喜びをもたらすことはできません。

結城美帆子ピアノ教室では、技術と表現力を、導入からバランスよく学習できる教本を使ってレッスンを行っております。

結城美帆子ピアノ教室のレッスンにご興味を持って頂けましたら、ぜひ体験レッスンにお越しください。

入会は自由ですので、お気軽にお申し込みください。

レッスンを始めて3ヶ月が過ぎても、音符が読めるようにならなかったり、楽譜を見ながら弾けるようにならないなど、レッスンの成果が得られない場合には、指導料を返金させて頂いております。