教養と人間力を養うピアノレッスン

教養と人間力を養うピアノレッスン

教養とはいったいなんでしょう。

「教養」とは英語やフランス語のcultureから来ていますが、もとになっているのは、ラテン語のcultura(耕作)、つまり、人間の精神を耕すことが教養なのです。

人生には喜びもあれば、悲しみもあります。

社会には良い人がたくさんいますが、残念ながら悪い人もいます。

子どもたちが独り立ちできるようになるためには、善悪を判断できる教養を身につけることがとても大切です。

学校や学習塾での勉強で良い成績をあげるだけでは、教養は身につきません。

他人の気持ちになって考えることができるという共感力や思いやり、自分と違う考えをする人を認めることができる寛容心、自分よりも才能のある人にやきもちを焼かない人間力を持っている人は、尊敬され、信頼されます。

そういう大人になるためには、子どもの頃から教養を身につけるように努力することが大切になります。

映画や音楽、文学、スポーツ、自然科学など「好きになれる」「夢中になれる」力こそが教養であって「たくさん知っている」のを自慢することではありません。

何かに夢中になっている人は、他人をうらやんだり、蹴落としたりすることはしません。

自分の興味を追いかけるのに忙しいというのもありますし、映画や文学を味わう力が身についていれば、見栄の張り合いは無意味だと理解できるはずです。

「好きになれる」「夢中になれる」力を養うには、親自身が何かに夢中になる姿を子どもに見せるのが一番です。

親が好きでないことを見栄で身につけさせようとしても、うまくいくはずはありません。

我が子にピアノが好きになって欲しいと思うのであれば、親御さんが音楽を好きになることです。

教養とは、人を妬んだり、張り合ったりしない「人間力」の源になります。

ピアノ学習は、人間力を養うことができる最高の習い事です。

コンクールでは、自分より上手い人がたくさんいます。

こうした環境に身を置けば、必然的に謙虚にならざるを得ません。

人をうらやむより、練習を積み、自分の技術を高めていくことでしか道は開けないということを子どもの頃に教えるにはピッタリの習い事です。

結城美帆子ピアノ教室では、随時体験レッスンをお受けしております。

入会は自由ですので、お気軽にお申し込みください。