愛と音楽でみんなが幸せに生きられる社会に!

愛と音楽でみんなが幸せに生きられる社会に!

何のためにピアノを習うのか?

何のためにピアノを教えているのか?

私の答えは一つ、幸せな人生を送って欲しいからです。

今の世の中、右を向いても左を向いても、シロアリだらけでパイの取り合いをしているようにしか思えない。

パイ=国民の血税

何でこんな世の中になってしまったのか?

心はどこへ行ってしまったのか?

愛はどこへ行ってしまったのか?

ピティナに入会して10年少々、音楽の進むべき道が間違っているような気がします。

ピアノの演奏力は、競争と言う環境に置かれたら育つものも育たないと思います。

演奏者が自ら何かを感じ、そして自らの音楽を創ることが出来ていないように思います。

音楽の本質とは、音で何かを表現することです。

ピアノ教室とは、ピアニストを育てることだけが仕事ではないと思います。

コンクールで入賞する人を育てている指導者が良い指導者なのでしょうか?

受験塾には受験テクニックがあるように、ピアノの指導にもコンクールで入賞させるには入賞できる弾き方を教えれば良いわけですが、生徒自身が考えて感じ取り自ら表現することは出来ませんので、音楽の本質から大きく離れてしまうと思うのです。

音高音大を受験したい生徒さんに対しては、合格するまでは私の教えた通りの弾き方をすることをお約束して頂きますが、趣味の生徒さんの場合は基本は教えますが個性は尊重したいと思いますが、個性を尊重した弾き方をさせるとコンクールでは予選すら通過が難しいです。

私は、ピアノの指導者は、聴衆を育てることも使命ではないかと考えております。

音楽は、人間の心と身体に作用して、心と身体を元気にしてくれたり、時には癒しになったり、生きる力にもなったりします。

私は、これまでの人生の中で、幾度も音楽に力をもらい生き延びてきました。

音楽は、コミュニケーションのツールにもなります。

ピアノは、頑張るものじゃないのです。

でも、怠けてはいけませんけどね。

毎日コツコツ練習することで、一歩一歩上達していきます。

ピアノを習う醍醐味とは、弾きたい曲が自力で楽譜を読み自力で弾きたいように弾けるようになることだと思います。

弾きたい曲が弾けるようになった時の感動は、天にも昇るような気持ちです。

感動が心を育み感性を豊かにするのです。

先生に言われた通りに弾けるようになるだけで終わってしまったら、感動は無いですし、感動が無ければ心が育つこともないですし、感性が豊かになると言うこともないです。

指導者は、基本の弾き方はしっかりと教えますが、どう羽ばたきたいかは生徒さんのお心のままで良いと思うのです。

自由に自分の音楽を創って欲しいと思いますし、自分の音楽が創れる人に育って欲しいと願っています。

発表会やコンサートでは、他者の音楽を批評する必要はないし、お互いに自分の音楽を楽しめば良いのです。

愛と音楽で人間の心を育み、みんなが幸せに生きられる社会をつくりましょう。

私は、心無い人と接した後は、お腹が空いてしょうがないのです。

私にとって「心」は大切な栄養みたいです。