結城美帆子ピアノ教室のブログにご訪問いただき誠に有難うございます。
今日は、性格(パーソナリティー)について思ったことを書きます。
今日の最後の生徒さんは、結構長く通って来てくださっております大人の生徒さんでした。
とても真面目なご性格のようで、楽譜通りに弾けていて、けして悪くはない演奏なのですが、率直に申し上げると、面白くなくつまらない演奏と申しますか、心が無い演奏なのです。
ピアノを演奏するということは、ピアノという楽器を媒介にして作曲家と自分を一帯にして心を表現することと思うのですが、この生徒さんの演奏を聴いていると壁を感じたのです。
得体の知れない壁のようなものと申しますか、、、、、
私は、音楽という形のないものを伝えることを生業としておりますので、レッスンの時は自然に生徒さんの心の中にお邪魔してしまい、生徒さんは今どんな気持ちで演奏しているかを想像して聴いています。
あくまで私のやり方ですが、生徒さんとの間に心の壁を作ってしまうと、表現の指導が上手くできないのです。
生徒さんの眼差しだったり、呼吸だったり、仕草だったり、色々なところを観察して、生徒さんがミスをすれば何が原因なのかを考えたり、上手く弾けないところがあれば、どう導けば上手く弾けるようになるかを考えたりします。
レッスン中は、神経を張り巡らせていますので、レッスンが終わるとヘトヘトになりますが、私の性分なので仕方ありません。
やると決めたらやらなければ気がすまない性分みたいです。
だから、ブログも書くと決めたので毎日書いています。
たわいもないことを書いている日も多々あるので、お読みくださっている方には退屈でつまらないと思われる日もあると思います。
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