宝塚歌劇団の虐めについて個人的な意見

宝塚歌劇団の虐めについて個人的な意見

宝塚歌劇団に入るには、まずは宝塚音楽学校に合格しなければなりません。

以前、宝塚音楽学校を受験したいと言う生徒さんがおりまして、入試科目のコンコーネ五十番の指導をさせていただいたことがありました。

結果は不合格でしたが、東京藝術大学音楽科の倍率よりも高かったことを覚えています。

宝塚音楽学校は、合格するだけでもすっごく大変だったのです。

容姿も重要ですし、身長で男役と女役に分けられると聞きました。

合格したらしたで、すごい競争の中に入っていくわけです。

虐めとかパワハラとかに耐えられないと、トップにはなれない世界なのではないでしょうか?

競争の世界というのは、そういうことじゃないでしょうか?

それが嫌だと思ったり、自分は無理と思えば、そこから抜け出せばよいことです。

虐めやハラスメントは、競争がある世界にはどこにでもあるのではないかと思います。

オペラの世界だってあります。

私は、音楽大学の学生の時に、授業中に、先生から嫌がらせと申しますかいじめを受けました。

授業が始まって、先生が私の顔を見るなり「いつもお綺麗ね、今日はおデートですか?」と言われ、「学生でも敵になりそうなのは早めに潰しておかないと」とおっしゃって、授業が始まりました。

教室は、シーンでした。

確かにそうなのです。

音楽高校でも音楽大学でも、リサイタルを一度もしたことがないのに講師をしている人もたくさんいますからね。

コンクールの楽屋も怖いですよ。

靴に画鋲を入れられたり、ペットボトルに下剤を入れられたり、日本音楽コンクールではバイオリンを折られたと言う事件もありました。

競争の世界は、何があってもおかしくないのです。

みんな強いですよ。

トップの座を射止めた人は、どれだけの人を潰したか?

競争の世界は、潰すか潰されるかです。

高校受験や大学受験も、競争でしょう。

誰かを蹴落とさなければ、自分は受かれないわけです。

一度東京で宝塚歌劇団の公演を観劇したことがありますが、綺麗でした。

努力の賜物と思いました。

競争が嫌だったら、そこから抜ければ良いのです。

子供のピアノコンクールも、順位が出るわけですから競争と言えば競争ですが、競争として参加しなければ良いのです。

順位を気にせず、自分の点数を気にすれば良いのです。

生徒さんには、目標点数を設定して参加して欲しいと思います。

コンクールにしても、他の分野にしても、頂点に立つ人は、他者と競争していると言う感覚はないように思います。

ピアニストの藤田真央さんの音はとっても綺麗と言いますか美しいのですが、彼の心の純粋さを感じます。

藤田真央さんは、水戸市にある佐川文庫のコンサートに何度か出演されておりますが、彼には競争という文字はないような気がします。

邪心と言いますか邪念がある人の演奏は、強さは感じますが清らかさを感じないです。

自閉症のピアニスト、グレン・グルドの演奏も好きです。

演奏は、その人の人となりが見えるように思います。

悩み苦しみの中から芸術は生まれますが、命を落としてしまったら芸術もへったくりもないです。

どんな時でも我が子を守れるのは親です。

一人でも心から信頼できる人がいれば、人間はどんなに苦しくても、その人の為に生きようと思うことができます。

人間をこの世に繋ぎ止めることができるのは、人間の愛だけです。

私は、生徒の皆さんに「心を込めて演奏しなさい」と教えております。

心を込めて演奏そるということは、誰かのために一生懸命に演奏するということです。

誰かとは、あなたが愛する人です。

親であったり、姉妹兄弟だったり、身近にいる愛する人の為に心を込めて演奏するのです。

愛する人の為に心を込めて演奏する事と、愛する人の為に生きるのは同じです。

何があっても、どんなに苦しくても、愛する人の為に生きる方法を考えましょう。

私は、生徒の皆さんとご家族を心から愛しています。

もし、このブログを読んでくださっている方の中に、悩みを抱え苦しくてどうしようもないと言う方がいらっしゃいましたら、私でよければお話を聞かせてください。

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