誰しも好きな曲と、あまり好きではない曲があると思います。
好きな曲は、年齢によっても変わると思います。
私は、音高音大の学生の時は、バッハとモーツァルトが好きではありませんでしたが、40歳を過ぎた頃から、バッハとモーツァルトが好きになりました。
ミラノ音楽大学の教授にショパンのポロネーズのレッスンを受けた時「日本人にはショパンは弾けない、日本人のエンヤードットではショパンのリズムは弾けない」と言われ、トラウマになってしまい、それからはショパンを自分から進んで弾くと言うことは無くなったままになっています。
コンクールの課題曲や生徒さんが弾きたいと言えばレッスンはしますが、、、、、
それと、フランス音楽もあまり好きではありません。
なんかわかりにくいのです。
好きなのは、古典です。
今は、モーツァルトが好きです。
聴いていても自分で弾いても心が落ち着きます。
ブラームスは、心が重くなるので、平常心が必要な時は弾かないようにしています。
ショパンを嫌いということではないですよ。
ブーニンのショパンは好きです。
バッハは、グルドのCDを聴いてすごく感動して、それから好きになりました。
生徒さんには、色々な演奏家の、出来れば生の演奏を聴いて欲しいと思います。
そして、感性を育み自分の演奏を高めて欲しいと思います。
私は、指導者として模範演奏をしますが、私の演奏が絶対ではないです。
色々な演奏家の演奏を聴いて、自分の演奏が出来るようになって頂くことが指導目標なのです。