ピアノ歴は長い生徒さんですが、暗譜が苦手と仰る生徒さんです。
お話を伺うと、暗譜で失敗した経験がたくさんあるとのことです。
この生徒さんは、私が導入期から教えた生徒さんではないので確かなことはわかりませんが、暗譜の仕方の指導を受けていないのではないかと思います。
子供は、弾いている内に自然に暗譜が出来てしまいますが、「これで良し」として暗譜の指導を行わないと、後々暗譜に自信が持てなくなる危険があります。
暗譜に限らず、生徒さんの「できた」を鵜呑みにしてしまうと、生徒さんを苦しめることになるので、生徒さんの「できた」には注意が必要です。
とは言う私も、高校までは暗譜ができないと言うことは無かったので、暗譜の指導は受けておりませんでした。
私が暗譜の指導なるものを受けたのは、東京藝術大学の受験に失敗して、浪人している時に、お世話になったSH先生からでした。
SH先生との出会いがなければ、コンクールに参加している生徒の皆さんに暗譜の仕方の指導は出来なかったと思いますので、もし、受験に失敗をしていなかったら、暗譜が苦手な生徒さんの指導は出来なかったのではないかと思います。
失敗から得られることも沢山あるのです。
私の暗譜のやり方は、ワーキングメモリを高め知能指数(IQ)を高める効果もあります。
その証拠に、私が教えてきた自閉スペクトラム症の生徒さんは、定期的に知能検査を受けており、全ての生徒さんのワーキングメモリや知能指数が高くなっております。
一般のお子様でも、脳を可視化する検査を受けることができます。
結城美帆子ピアノ教室では、特別支援クラスや特別支援学校に通っている生徒さんではなくても、脳の検査を受けて、自分の得意とするところや苦手とするところなどを把握して、勉強やピアノに活かしている生徒さんもおります。
検査をご希望の方は、医療機関のご紹介もしております。
ピアノで脳を育てたいとお考えの方は、脳が最初の臨界期を迎える2歳半〜3歳でレッスンを始めると良いです。
知能指数は、13歳まで向上するそうですから、ワーキングメモリを含め伸びる時期にピアノのレッスンで知能指数を伸ばしましょう。
ピアノでお子様のワーキングメモリや知能指数を高めたいとお考えの方は、まずは体験レッスンにお越しくださいませ。
大人の初心者の方も募集しております。
大人の生徒さんも、ピアノのレッスンで脳を活性化させる指導を行っておりますので、まずは体験レッスンにお越しくださいませ。
最後までお読み頂き有難うございました。
今日も素敵な一日になりますように!