今日は、ブルグミュラーコンクールを受けに行かれた生徒さんがおり、今年のブルグミュラーコンクールは予選でも9点がついていますので、心配をしていたのですが、通過できました。
〇〇さんは、ピアノの他に、お習字・英語・囲碁・ダンス・塾などなど、たくさん習い事をしている生徒さんなので、ピアノの練習はすずめの涙なのですが、体調が悪い時以外は、毎日練習して、毎日練習の動画を送ってくださいます。
練習時間が少なくても、毎日やること続けることで力がついて行くのです。
ピアノは、30分でもいいですから毎日弾くことが大切なのです。
そうすることで、リズム感や拍子感など音楽に必要な基礎力が育つのです。
親御さんが子供にピアノを習わせる目的は、子供に幸せな人生を歩んでほしいと願ってのことと思っていますので、私は、ピアノオンリーの生活は望んでおりません。
幸せな人生を送るためには、知識も必要ですし豊かな感性も必要です。
色々な経験をすることで、知識も感性も育まれると思います。
感性が豊かな人は、悪いことはできません。
感性が豊かな人は、自分もみんなも幸せになることを考えることができます。
毎日きちんと練習していれば、予選程度は通過できます。
コンペは4曲あるので、1曲30分練習としても2時間は必要なので少し大変かもしれませんね。
最近は、練習マスみたいなものがあるようで、50回練習とか100回練習とかあるようですが、練習は回数が重要ではなく、内容が重要と考えますので、導入期は練習の習慣をつけるために「何回練習」ということをさせますが、私は導入期だけしか回数練習はさせません。
練習は、自分の音をよく聴くことが大事です。
そして、一回一回考えて弾くことが大切です。
回数をこなせば上手くなるというものではありません。
考えることが重要なのです。
指導者に言われたことをよく考えて練習しましょう。
わからないことは聞きましょう。
そうすれば、〇〇ちゃんのように、たくさん習い事をしていても、毎日の練習時間が少なくても課題曲が1曲であれば予選程度は通過できます。
通過できる指導を行っております。
〇〇さんは、ファイナルに向けて頑張りましょう。