自分自身が習う目的も、子どもに習わせる目的も、「幸せ」ではないでしょうか?
ピアノが弾ける「幸せ」、
音楽がわかる「幸せ」、
音楽の喜びを感じることができる「幸せ」、
音楽を語り合える「幸せ」、
音楽で人と繋がれる「幸せ」、
いかがでしょう?
ピアノを学ぶことは、音楽を学ぶことです。
音楽をよりよく、
より深く理解すること、
楽譜を読むことを知り、
音の美しさを感じ取り、
演奏する楽しみがわかり、
音楽の良し悪しを判断し、
音楽について語り合う喜びを持つこと、
そしてより高い芸術の世界を理解することにより、
人格に豊かな感受性と高尚さを少しでも加え、
さらに豊かな交流をお互いの生活にもたらすこと。
ピアノを学ぶ真の目的とは、このようなものではないでしょうか?
ピアノの演奏は脳の機能を高め、子どもの脳の発達に良いとか、認知症の予防効果があるとか言われますが、音楽は精神に作用するものであり、音楽は高貴な芸術ですから、音楽をこよなく愛するわたくしとしては、ピアノの演奏を脳を発達させるためとか認知症を予防するため作業にしてほしくないです。
ピアノを学ぶことで、脳を発達させたり認知症の予防になったりすると思いますが、音楽を作業に使うのは、音楽・芸術を冒涜している感じがするので、わたくしは、「音楽療法」という言葉は嫌いです。
音楽は、誰もが平等に楽しめるものです。
最後までお読み頂き有難うございました。
結城美帆子ピアノ教室では、2歳半〜60歳まで初心者の方を募集しております。
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入会は自由ですので、お気軽にお申し込みください。