昨日、就学前からレッスンにお越し頂いている新中学2年生の、初めての一人でのレッスンを行いました。
彼は、自閉スペクトラム症で支援級に通われているお子さんということもあり、レッスンは親御さんに同席して頂いておりました。
ピアノの椅子に座ってから、ピアノを弾き出すまでに時間がかかるお子さんだったのですが、昨日は、そんなことはなく、とてもスムーズなレッスンが出来ました。
すぐに弾き始めることが出来ないのは、自閉症の特性なのかなーと思っていたのですが、どうもそうではなかったようです。
「ママには言わないから」と、前置きをして「レッスン室にママがいない方がいいの？」と聞きましたら、
生徒さん「ここでお母さんに見ていられると緊張しちゃって、、、、、」
子供は、少なからず、親御さんに圧力を感じているのかもしれませんね。
「私は大丈夫なの？」と聞きましたら、
生徒さん「大丈夫」
この生徒さんに限らずなのでしょうね。
この生徒さんは、コンクールの挑戦している生徒さんで、コンクールは二人三脚とも言われますし、親御さんの協力もあった方がいいかなーと思って、レッスン室にはお母様にも同席して頂いていたのですが、子供の心は、自立したかったようです。
良い子に育ってくれたと嬉しく思いました。
ピアノは、子供の成長に必要な３つの能力「認知能力」「非認知能力」「健康・体力」を育み、子育ての目的である「自立」して生きていくために必要なスキルを身につけることが出来る最高の習い事です。
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レッスンで「ピアノって楽しい」と思っていただけたら、お家でもピアノを楽しんでいただけると嬉しいです。