ピティナピアノステップアドバイザーへのお願いです

ピティナピアノステップアドバイザーへのお願いです

昨日、つくば市で行われましたピティナピアノステップに知的障害で特別支援学校に通っている生徒さんが参加しました。

3名のアドバイザー全員がS評価をつけてくださいまして、導入2が合格できました。

親御さんのご希望で、事前に、本部に知的障害であることを伝え、同情や哀れみではなく適切な評価をお願いしたいと申し上げておりましたが、過大評価になってしまいました。

知的に障害があっても、感性は育っているので、大人の本心を見極める力は有りますし鋭い感覚を持っています。

彼らをみくびらないで欲しいです。

知的に障害があっても、自分の演奏が100%の出来ではなかったことはわかるのです。

にもかかわらず、褒め言葉だけで全員にS評価をつけられると、彼らの中には、馬鹿にされている様に感じてしまう子もいるのです。

前日の土曜日に群馬県太田市で行われた長廻かおる先生のステップに参加した知的障害があり自閉スペクトラム症の生徒さんは、告知をしなかったのです(長廻先生にはお伝えしました)が、3名のアドバイザー全員がAとB評価で、たくさんコメントを書いてくださり、具体的な練習の方法も書いありました。

今は自立して生活が出来ていても、いつ何時誰かのお世話にならなければ生きられない様になるかわからないのです。

もし、自分が障害者になったらと言うことを想像して欲しいです。

ピアノを学び音楽を深く学んできたピアノの先生は、他者の心を想像することは出来るはずです。

彼らが、生涯ピアノを意欲を持って学び続けることが出来るように、よろしくお願いします。

障害者が幸せに暮らせる社会は、誰もが幸せに暮らせる社会です。