ピアノ教室と日本版DBC

ピアノ教室と日本版DBC

子どもを性被害から守ることを目的として、日本版DBCが法律で決まりました。

学習塾は対象外ということですから、ピアノ教室も対象外でしょう。

警察が持っている前科情報を流すわけですから、色々な問題が出てくるかもしれませんね。

男女平等とか、障害者を差別しないとか、LGBTの人を差別しないとか、言われる中で前科を調べて排除する、どんどん生きづらい社会になっているような気がします。

ピアノのレッスンは個人レッスンが多いと思うので、レッスン室という密室で1対1になるわけです。

信頼関係とは始めから持てるわけではないと思うので、お互いのために見学をされると良いと思います。

私の教室は、お互いの幸せのために基本的にレッスンは見学をしていただいております。

長年レッスンにお越しいただいて親御さんとも何度もお話をしてコミュニケーションが取れている生徒さんは、親御さんが希望されれば一人レッスンも構わないとしております。

一人でレッスンを受けるのが自立ということではないと思います。

お家で親御さんがお子さんにピアノを教える必要は全くありませんが、毎回成長するお子さんのレッスンを肌で感じる見守ってほしいと思います。

愛と音楽は、神様が人間にだけ贈ってくださった最高の贈り物だと思っています。

愛と音楽は、人間が人間の心を育み保つ為になくてはならないものです。

最近は、成人男性はお断りという女性のピアノの先生もおりますが、老若男女問わず、LGBTも関係無く、障害の有無も関係なく、ピアノを習いたい全ての人に、ピアノが弾ける楽しさと喜びを伝えたいと思います。

音楽を愛する人に、真の犯罪者はおりません。

心を病み犯罪を犯してしまった人の心を救えるのは、人間の真の愛と音楽です。

人は、どんなに辛く困難な状況に遭遇しても、人の真の愛によって救われ生きていけます。

私自身の経験ですが、本当に辛かった時、私の話をひたすら電話で聞いてくれたたった一人の人間がいたから、今生きていることができ、みなさんにピアノを教えることができています。

彼は当時大学病院の精神科に勤務していた精神科医だったのですが、彼は「電話だったら時間がある時に話を聞いてあげるから、絶対に来るんじゃないよ」と言われました。

他にも助けてくれた人はおりましたが、利害関係無しに助けてくれたのは彼一人でした。

税理士さんも弁護士さんも一生懸命にやってくださいますが、お金を支払っているからです。

もちろんお金だけではありませんが、私がお金を支払うことが出来なくなったら縁は切れるでしょう。

私の話をひたすら電話で聞いてくれた精神科医の彼には、一円も支払っていません。

私も電話での相談は無料で行っています。